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J-GLOBAL ID:202202268314405066   整理番号:22A1029377

経頸静脈肝内門脈系シャント後の肝硬変患者における生存率低下と関連した高インターロイキン8レベル【JST・京大機械翻訳】

High Interleukin-8 Levels Associated With Decreased Survival in Patients With Cirrhosis Following Transjugular Intrahepatic Portosystemic Shunt
著者 (7件):
資料名:
巻:ページ: 829245  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7079A  ISSN: 2296-858X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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背景:血清サイトカイン反射全身炎症は,肝硬変患者における代償不全および死亡率のリスクと関係する。しかし,経管肝内門脈体循環シャント術を受ける肝硬変患者における全身性炎症の役割は不明である。患者および方法:2015年6月~2017年9月の間に経管肝内門脈体循環シャントを受けた肝硬変患者を含めた。門脈および肝静脈血液サンプルを術中に得た。血清サイトカインレベル(IL-10,IL-17A,IL-1RA,IL-8およびCXCL10)を105人の患者で測定した。長期追跡調査(中央値:1,564日)中の生存と他の転帰との関連をロジスティック回帰を用いて評価した。結果:IL-17AとCXCL10レベルは肝静脈より門脈で高かったが,IL-1RAレベルは門脈より肝臓で高かった。しかし,肝臓と門脈の間のIL-8またはIL-10レベルは差を示さなかった。多変量解析は,肝静脈におけるChild-Pughスコア(P=0.017,HR:1.484,95%CI:1.072~2.055)およびIL-8レベル(P<0.001,HR:1.043,95%CI:1.019~1.068)が,肝静脈におけるIL-8に対して5.87pg/mlの最適カットオフで,長期経過観察中の死亡率の独立した予測因子であることを示した。肝IL-8レベル<5.87pg/mlの患者は,有意に高い累積生存率(1年で98.4対72.9%,2年で98.4対65.3%,3年で96.7対60.3%,4年で94.2対60.3%,P<0.0001)であった。結論:肝静脈におけるIL-8レベルは,肝硬変重症度を反映する可能性がある。IL-8レベルの上昇はTIPSを受けている患者でより短い生存を示唆する。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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消化器疾患の外科療法  ,  循環系疾患の外科療法 
引用文献 (29件):
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  • Mehta G, Gustot T, Mookerjee RP, Garcia-Pagan JC, Fallon MB, Shah VH, et al. Inflammation and portal hypertension - the undiscovered country. J Hepatol. (2014) 61:155-63. doi: 10.1016/j.jhep.2014.03.014
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  • Costa D, Simbrunner B, Jachs M, Hartl L, Bauer D, Paternostro R, et al. Systemic inflammation increases across distinct stages of advanced chronic liver disease and correlates with decompensation and mortality. J Hepatol. (2021) 74:819-28. doi: 10.1016/j.jhep.2020.10.004
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