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J-GLOBAL ID:202202268680115866   整理番号:22A3059571

d4PDFを用いた設計波高の将来変化の効率的な推定手法

EFFICIENT ESTIMATION METHOD FOR FUTURE CHANGES IN DESIGN WAVE HEIGHT USING d4PDF
著者 (8件):
資料名:
巻: 78  号:ページ: I_937-I_942(J-STAGE)  発行年: 2022年 
JST資料番号: U0396A  ISSN: 1883-8944  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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港湾施設や海岸保全施設の設計波高の気候変動による将来変化について,d4PDFを用いた推定手法を提案した.d4PDFの膨大なデータを対象としたWAVEWATCH IIIによる波浪計算の効率化のため,SMB法による絞り込みにより計算負荷を0.1%程度まで減少できた.また,台風と温帯低気圧を要因とする波高に対して異なるバイアス特性を確認し,実測波高と過去実験の計算波高からクオンタイルマッピング法により,台風と温帯低気圧を同じ枠組みでバイアス補正する方法を提案した.これらの方法により,北海道の3港について50年確率波高の将来変化を確認したところ,将来4度上昇実験において,現在気候より波高が29%増大すると評価できた.(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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波浪,潮流  ,  港湾施設,港湾工事 
引用文献 (17件):
  • 1) Shimura, T., Mori, N., Mase, H. : Future Projections of Extreme Ocean Wave Climates and the Relation to Tropical Cyclones: Ensemble Experiments of MRI-AGCM3.2H, Journal of Climate, 28(24), pp. 9838-9856, 2015.
  • 2) Mase, H., Tamada, T., Yasuda, T., Karunarathna, H., Reeve, D. E. : Analysis of Climate Change Effects on Seawall Reliability, COASTAL ENGINEERING JOURNAL, 57(3) pp. 1550010-1-1550010-18, 2015.
  • 3) 農林水産省,国土交通省 : 海岸保全区域等に係る海岸の保全に関する基本的な方針,告示第一号,2020-11-20.
  • 4) Mizuta, R., and Coauthors : Over 5000 years of ensemble future climate simulations by 60km global and 20km regional atmospheric models, The Bulletin of the American Meteorological Society, pp. 1383-1393, 2016.
  • 5) d4PDF : 地球温暖化対策に資するアンサンブル気候予測データベース, https://www.miroc-gcm.jp/d4PDF, 参照2021-04-01.
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