文献

J-GLOBAL ID：202202268737474754   整理番号：22A0550436

ヒストンH3K9のメチル化を支配する生殖系列メチルトランスフェラーゼの増加はCaenorhabditis elegansにおける世代間ナノプラスチック毒性と関連する【JST・京大機械翻訳】

Increase in germline methyltransferases governing the methylation of histone H3K9 is associated with transgenerational nanoplastic toxicity in Caenorhabditis elegans

著者 (5件)： Zhang Le (Key Laboratory of Environmental Medicine Engineering of Ministry of Education, Medical School, Southeast University, Nanjing 210009, China. [e-mail]) ,  Wang Shuting ,  Zhao Yue ,  Bi Kun ,  Wang Dayong
資料名： Environmental Science: Nano  (Environmental Science: Nano)
巻： 9  号： 1  ページ： 265-274  発行年： 2022年 
JST資料番号： W2463A  ISSN： 2051-8161  CODEN： ESNNA4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Caenorhabditis elegansにおいて,20nmポリスチレンナノ粒子(PS-NP)への長期曝露は,経世代毒性を引き起こした。しかし,この世代のPS-NP毒性の誘導の根底にある機構は,ほとんど知られていない。ここでは,線虫における世代のPS-NP毒性の制御における生殖系列ヒストンメチルトランスフェラーゼ(HMT)の役割を決定した。HMTをコードする生殖系列遺伝子の中で,PS-NP(1~100μg/L)曝露は,met-2,ttll-12,セット-5,セット-6,セット-12およびセット-23発現を調節した。HMTをコードする生殖系列遺伝子の中で,met-2とセット-6の生殖系列RNAiノックダウンのみ,H3K9のメチル化に必要な2つの遺伝子は,P0世代でのPS-NP毒性に影響した。さらに,PS-NP曝露は,met-2およびセット-6の発現における経世代増加をもたらし,そして,トランス世代PS-NP毒性は,met-2(RNAi)およびセット-6(RNAi)線虫において抑制された。したがって,H3K9のメチル化に必要な2つのHMTであるMET-2とSET-6の発現の増加は,PS-NP曝露後の経世代毒性の誘導を媒介した。さらに,生殖系列細胞において,MET-2は,2つの下流標的,PAT-12およびWRT-3の発現および機能を増加させることにより,trans世代のPS-NP毒性を調節し,線虫における世代のPS-NP毒性の制御において,生殖系列MET-2の重要な基礎を提供した。Copyright 2022 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *メチル化 ,  遺伝子 ,  線虫類 ,  *メチルトランスフェラーゼ ,  タンパク質メチルトランスフェラーゼ ,  *Caenorhabditis elegans ,  ナノ粒子 ,  RNA干渉
準シソーラス用語： ヒストンメチルトランスフェラーゼ ,  *生殖系列 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 遺伝子発現  (EC02040Q)

タイトルに関連する用語 (7件)： メチル化 ,  生殖系列 ,  メチルトランスフェラーゼ ,  Caenorhabditis ,  世代 ,  プラスチック ,  毒性