抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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北西インドのトウモロコシ-コムギ作付体系における長期リン(P)施肥は,作物除去を超える多くの分野でのOlsen-P濃度のかなりの増加をもたらした。高Olsen-P土壌における最適P管理は,持続可能な作物生産を達成し,肥料P投入と水体へのP移動のリスクを低減するのに望ましい。本研究は,対照的に異なるOlsen-Pレベルを有するトウモロコシ-コムギ配列に関する10年間の研究から,作物収量,P取込,P利用効率,およびP収支(P入力マイナスP出力)に及ぼす肥料P施用の影響を見つけることを目的とした。結果は,トウモロコシとコムギのP施用率に対する応答が,>P(VHP)(>50.0kgha-1)土壌で13kgha-1以上,また,ΔΣ>P(HP)(22.5~50.0kgha-1)と「中P(MP)(12.5~22.5kgha-1)土壌で26kgha-1であった。P施肥は,HPおよびMP土壌と比較して,VHP土壌において平均トウモロコシP取込を8%および26%およびコムギP取込を5%および18%増加させた。肥料Pを推奨肥料P(26kg Pha-1)の50%に減らすことにより,VHP土壌において改善された農業および回復P効率が得られた。P施用なしで,平均Olsen-PはVHP土壌で3.43kgPha-1年-1の速度で減少し,これらの土壌で最も高い負のP余剰をもたらした。26kg Pha-1以上のP施肥率は,Olsen-P状態に関係なくローム性砂土における土壌P蓄積を引き起こし,その結果,土壌P余剰は13.4から67.0kgPha-1に増加した。したがって,集中的に栽培されたトウモロコシ-コムギ作付け配列の下で最適収率とP利用効率を達成するために,長期Pバランス,異なるOlsen-P土壌におけるPアベイラビリティは,P推奨を策定しながら行うべきである。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】