文献

J-GLOBAL ID：202202268790667679   整理番号：22A1148986

数値流体力学と統計手法を用いた海岸線近傍と山岳地における飛来海塩量分布の推定

Estimation of spatial distribution of airborne sea salt particles near coastline and in mountainous areas using numerical fluid dynamics and statistical methods

著者 (4件)： 須藤仁 (電力中研) ,  木原直人 (電力中研) ,  服部康男 (電力中研) ,  平口博丸 (電力中研)
資料名： 電気学会全国大会講演論文集(CD-ROM)  (Annual Meeting Record, I.E.E. Japan (CD-ROM))
巻： 2022  ページ： ROMBUNNO.7-075  発行年： 2022年03月01日 
JST資料番号： S0653B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・送配電設備の保守を効率的に計画するため,設備の腐食・劣化を促進する主要因の一つである海塩粒子量の分布を,数値流体解析と統計手法を用いて推定。
・数値流体解析による推定手法は,気流と海塩粒子輸送を対象とし,海上の風や海底地形に起因した砕波,地表面粗度,粒子付着モデル,および気象統計データを利用。
・飛来海塩粒子量分布の推定値を,送電鉄塔の地上高さ30mに設置したACMセンサによる腐食電流データに基づく付着海塩量換算値と比較。
・推定した飛来海塩量は海岸からの距離に応じて低下するとともに,地形起伏により局所的に変化し,その増減傾向は観測値と一致することを確認。

シソーラス用語： *計算流体力学 ,  *塩 ,  送電系統 ,  配電系統 ,  流動解析 ,  *統計的方法
準シソーラス用語： *海塩 ,  *数値流体力学 ,  送配電系統 ,  *統計手法 ,  流体解析

分類 (2件)： 電線・ケーブル  (NA05020S) ,  送電  (NB05030G)

引用文献 (7件)：

• Fuse, N., Naganuma, A., Fukuchi, T., Hori, Y., Mizuno, M., Fukunaga, K., Corrosion 71(11) (2015), pp. 1387-1397.
• Lee, J.-S. and Moon, H.-Y., Building and Environment 41 (2006), pp. 1447-1453.
• Manders, A.M.M., Schaap, M., Querol, X., Albert, M.F.M.A., Vercauteren, J., Kuhlbusch, T.A.J., Hoogerbrugge, R., Atmospheric Environment 44 (2010), pp. 2434-2442.
• Meira, G.R., Andrade, M.C., Padaratz, I.J., Alonso, M.C., Borba Jr., J.C., Atmospheric Environment 40 (2006), pp. 5596-5607.
• Suto, H., Hattori, Y., Hirakuchi, H., Kihara, N., Nakashiki, Y., Structure and Infrastructure Engineering, 13(10) (2017), pp. 1359-1371.

タイトルに関連する用語 (9件)： 数値流体力学 ,  統計手法 ,  海岸 ,  近傍 ,  山岳地 ,  飛来 ,  海塩 ,  分布 ,  推定