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J-GLOBAL ID:202202268792603251   整理番号:22A0159256

水相転換によるリグノセルロースバイオマス中の全成分からのバイオジェット燃料生産のエネルギーおよびエクセルギー解析【JST・京大機械翻訳】

Energy and exergy analyses of bio-jet fuel production from full components in lignocellulosic biomass via aqueous-phase conversion
著者 (5件):
資料名:
巻: 201  号: PA  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: E0667B  ISSN: 1359-4311  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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リグニンは,通常,加水分解によるその困難な利用のために,リグノセルロースバイオマスの水相変換における熱供給のために燃焼され,これは,バイオジェット燃料収率の増加を制限する。性能を改善するために,本研究では,セルロースとヘミセルロースとのリグニン結合を利用して,全成分の代替利用を達成するために,航空範囲炭化水素を生産する新規プロセスを研究した。リグニンのための種々の利用方法によるバイオジェット燃料へのリグノセルロースバイオマスの水相変換プロセスを,Aspen Plusに基づいてシミュレートした。異なるケースの熱力学的性能,すなわち,バイオジェット燃料(Case1)へのリグニン,バイオジェット燃料と水素(Case2)の共生産へのリグニン,水素と可燃性燃料(Case R)へのリグニン,およびFischer-Tropsch合成によるバイオマスガス化を,エネルギーとエクセルギー分析で比較した。また,プロセス性能を評価するために,エネルギー品質改善率を提案した。結果は,ケース1が最高のバイオジェット燃料収率(107.7kg/t-バイオ)と最も高い総合エネルギーとエクセルギー効率(43.5%と27.2%)を持つことを示した。しかし,ケース2は最良のエネルギー品質改善率(14.7%)を有する。さらに,水素へのガス化を組み合わせたバイオジェット燃料へのリグニンの加水分解は,生物起源炭素のバイオジェット燃料への変換に有益である。エネルギーとエクセルギー分析は,最大エネルギー損失がフルフラールユニット(~19.5%)で生じ,燃焼ユニット(~10.4%)とレブリン酸ユニット(~10.3%)が続き,一方,最大エクセルギー損失は燃焼ユニット(~34.0%)で発生することを示した。結果は,穏やかな反応条件が変換プロセスのエネルギー品質の減少を軽減することができることを示した。86.4kg/t-bioのバイオジェット燃料収率を有するFischer-Tropsch合成ケースと比較して,水相変換はより高いバイオジェット燃料収率をもたらすが,より低い系統的効率をもたらす。さらに,結果は,セルロース,ヘミセルロース,およびリグニンのバイオジェット燃料への変換は,十分に高くなく,そして,化学物質のより多くの消費も,より低い系統的効率につながることを示した。本研究は,バイオジェット燃料生産のためのリグノセルロースバイオマスの完全な転換の今後の改良に有用である。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物燃料及び廃棄物燃料  ,  化学プロセスの解析 

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