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J-GLOBAL ID：202202268831758591   整理番号：22A0918418

正常および酸化損傷INS-1細胞におけるインシュリン合成および分泌に対するコルジセピンの効果の改善【JST・京大機械翻訳】

Improving effect of cordycepin on insulin synthesis and secretion in normal and oxidative-damaged INS-1 cells

著者 (7件)： Sun Huizhen (School of Life Science, Jiangxi Science & Technology Normal University, Nanchang, Jiangxi, 330013, PR China) ,  Zhang Anyong (School of Life Science, Jiangxi Science & Technology Normal University, Nanchang, Jiangxi, 330013, PR China) ,  Gong Yanchun (School of Life Science, Jiangxi Science & Technology Normal University, Nanchang, Jiangxi, 330013, PR China) ,  Sun Wei (School of Life Science, Jiangxi Science & Technology Normal University, Nanchang, Jiangxi, 330013, PR China) ,  Yan Baiyi (School of Life Science, Jiangxi Science & Technology Normal University, Nanchang, Jiangxi, 330013, PR China) ,  Lei Shuihong (Department of Endocrinology and Metabolism, The Second Affiliated Hospital of Nanchang University, Nanchang, 330008, Jiangxi, China) ,  Yao Li-Hua (School of Life Science, Jiangxi Science & Technology Normal University, Nanchang, Jiangxi, 330013, PR China)
資料名： European Journal of Pharmacology  (European Journal of Pharmacology)
巻： 920  ページ： Null  発行年： 2022年 
JST資料番号： B0841A  ISSN： 0014-2999  CODEN： EJPHAZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 糖尿病(DM)は最近注目されている主要な疾患の1つになっている。コルジセピン(分子式:C_10H_13N_5O_3)はCordyceps militarisの主要な生物活性成分の一つであり,血糖レベルを低下させる。本研究では,正常および酸化的損傷INS-1細胞におけるコルジセピンの効果および機構を,細胞および分子生物学法を用いて調査した。結果は,コルジセピンがインシュリン合成と分泌を強化することができることを示した。この機構は,おそらく高いATP含量誘導膜脱分極とCa2+濃度の増加に関連する。遺伝的レベルで,コルジセピンはインシュリン,膵臓十二指腸ホメオボックス因子-1(PDX-1)およびグルコース輸送体1(GLUT1)のmRNAレベルをアップレギュレートした。蛋白質レベルにおいて,コルジセピンはPDX-1,GLUT1,セリンスレオニンキナーゼ(Akt)およびリン酸化Akt(P-Akt)の発現を促進した。これらの効果はインシュリン合成と分泌の増強にも寄与する。さらなる分析は,コルジセピンがINS-1細胞に対するH_2O_2誘導損傷に対して保護し,それらの生存率とインシュリン合成/分泌を改善することを明らかにした。この作用は,細胞内活性酸素種(ROS)の減少,ミトコンドリア膜電位(MMP)の増強,スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)の活性の増加,カタラーゼ(CAT),PDX-1,GLUT1およびP-Aktの上方制御された遺伝的および蛋白質発現に起因すると考えられる。結論として,コルジセピンは正常な膵島β細胞でインシュリン合成と分泌を促進し,酸化損傷島β細胞でこの機能を改善する。膵島β細胞が酸化ストレスに脆弱であるならば,INS-1細胞の抗酸化能およびインシュリン合成/分泌に及ぼすコルジセピンの改善効果は,その血糖降下作用の重要な機構である可能性がある。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： mRNA ,  遺伝 ,  *インスリン ,  カタラーゼ ,  血糖降下作用 ,  *細胞 ,  糖尿病 ,  リン酸化 ,  生存率 ,  スーパーオキシドジスムターゼ ,  *損傷 ,  Langerhans島 ,  酸化ストレス ,  セリン/トレオニンキナーゼ
準シソーラス用語： 蛋白質発現 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： コルジセピン ,  INS-1細胞 ,  インスリン合成 ,  インシュリン分泌 ,  酸化損傷

分類 (5件)： 消化器の基礎医学  (GH01020E) ,  内分泌系の基礎医学  (GL01020Q) ,  細胞構成体の機能  (EF03060C) ,  すい臓  (EJ06050Y) ,  代謝異常・栄養性疾患一般  (GD05010J)

タイトルに関連する用語 (5件)： 酸化損傷 ,  INS-1細胞 ,  インシュリン ,  分泌 ,  コルジセピン