文献

J-GLOBAL ID：202202269025958462   整理番号：22A0717485

口絞り成形時のローラー先端曲率半径が加工欠陥の発生に及ぼす影響

Effects of Roller Tip Radius of Curvature on Defect Formation in Tube Nosing

著者 (5件)： 高橋洋一 (香川高等専門学校機械工学科) ,  木原茂文 (香川高等専門学校機械工学科) ,  長町拓夫 (広島工業大学工学部) ,  檜垣孝二 (日本スピンドル製造(株)) ,  高田佳昭 (日本スピンドル製造(株))
資料名： 塑性と加工  (Journal of the Japan Society for Technology of Plasticity)
巻： 63  号： 732  ページ： 15-17(J-STAGE)  発行年： 2022年 
JST資料番号： G0076A  ISSN： 0038-1586  CODEN： SOKAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： SUS409管の口絞り成形時のローラ先端曲率半径が加工欠陥発生に及ぼす影響を,有限要素シミュレーションを用いて調べた。6.0mmのローラ先端曲率半径では,内部に大きな凸状の曲げ変形が発生し,管端にしわが生じる。ローラ先端率半径が小さいほど,長手方向の伸びが大きくなり,肉厚は減少する。先端曲率半径が8.0mmのとき,肉厚は最小であり,割れが発生する。延性破壊基準から得られたダメージ値はテーパーコーナー部で最大になる。ローラ先端曲率半径が増加するほど,最大値は減少する。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： ステンレス鋼 ,  鋼管 ,  *口絞り加工 ,  *成形性 ,  ローラ ,  半径 ,  形状効果 ,  加工欠陥 ,  有限要素法 ,  計算機シミュレーション ,  厚み ,  延性破壊 ,  回転成形
準シソーラス用語： SUS409 ,  *ステンレス鋼管 ,  口絞り成形 ,  張出し成形性 ,  曲率半径 ,  有限要素シミュレーション ,  肉厚 ,  厚み分布

著者キーワード (5件)： チューブノシング ,  回転成形 ,  陽的有限要素法 ,  亀裂 ,  ステンレス鋼管

分類 (2件)： 特殊成形  (WC04040W) ,  機械的性質  (WB02030U)

引用文献 (7件)：

• 1) Hayama, M.:Advances in Rotary Forming Processes, (1992), 244-246, Kindai Henshu.
• 2) Ando, A. and Karino, S.:Nisshin Steel Tech. Rep., 94 (2013), 17-24.
• 3) Ozaki, Y., Ishiwatari, A. and Hiramoto, J.:Trans. Soc. Automot. Eng., 48-2 (2017), 555-561.
• 4) Takahashi, Y., Kihara, S., Nagamachi, T., Mizumoto, H. and Nakata, Y.:Mater. Trans., 52-1 (2011), 31-36.
• 5) Takahashi, Y., Kihara, S., Nagamachi, T. and Takada, Y.:Steel Res. Int., 81-9 (2010), 986-989.

タイトルに関連する用語 (4件)： 口絞り成形 ,  ローラー ,  曲率半径 ,  加工欠陥