抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・小学校6年の単元において,米国のArgument-Driven Inquiry(ADI)モデルに沿った単元指導計画を作成し授業を行うことにより,児童の科学的思考力が向上したかどうかを検証。
・ADIモデルは,単元を貫いて解決する課題を設定し,それに向けて探求活動を行うスタイルで,徹底的な言語活動であるが,その手順となる8つのステージを解説。
・実証のため,1学級ずつ実験群,統制群に分け,実験群ではADIモデル準拠,統制群では教科書どおりの単元構成で指導計画を立案。
・対象単元について,この二つの指導計画を対比させて解説するとともに,ADIモデルについては,ステージごとの授業実践・実習内容を解説。
・結果として,両群について,パフォーマンス課題の実現できた児童数,単元学習実施後の定着度テストでの正答数,単元学習2カ月後の定着度を提示して比較考察。
・特には,ADIに沿った授業では「未知の課題について解決する力を高める」「科学的な記述力の向上」が見られたことに言及。