抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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兵庫県は,国内で最もため池の数が多い県である。ため池のカイボリ(池干し)は,ため池を維持管理するために江戸時代から行われてきた伝統的な管理方法である。現在のため池は,家庭雑排水の流入等により富栄養化が進むとともに,管理不足によって泥土堆積による貯水量の減少,悪臭などが発生している。2017年9月に兵庫県中播磨管内の4カ所のため池において,合理的なカイボリ方法を検討するために「窒素」,「リン」の存在する場所に着目して,貯留水の窒素・リンの水深分布,魚とりなどを行うカイボリ時に発生する泥水,その後ため池を空の状態に維持する池干し時の流出水,池底泥土の窒素・リンの含有量について把握したので報告する。(著者抄録)