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J-GLOBAL ID:202202269440732133   整理番号:22A0463263

産業革命以来の人為起源粒子状物質の変化とそれに伴う地球規模気候効果【JST・京大機械翻訳】

Changes in anthropogenic particulate matters and resulting global climate effects since the Industrial Revolution
著者 (9件):
資料名:
巻: 42  号:ページ: 315-330  発行年: 2022年 
JST資料番号: E0905A  ISSN: 0899-8418  CODEN: IJCLEU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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気候変動に及ぼす大気汚染の影響を定量化するために,微細PM(PM_2.5,粒径≦2.5μm)と粗い粒子状物質(CPM,粒子サイズ>2.5μm)を,エアロゾル-気候結合モデルと共に,詳細に分割することによって,人為的粒子状物質(PMs)に関連した気候応答を調査した。PM_2.5とCPMの変化は非常に異なり,従って,気候,特に地域規模での逆効果さえ異なる。PM_2.5のカラム負荷は,特にアジアの南部と東部で1850から現在に増加し,一方,CPMのカラム濃度は高緯度地域にわたって増加し,南アジアで減少する。PM_2.5とCPM変化による全球年間平均有効放射強制(ERF)値は,それぞれ-1.21W・m-2と-0.24W・m-2であった。PM_2.5の増加は気候に対する有意な冷却効果をもたらすが,CPMの変化は小さく,逆の効果を生じる。全球年間平均地表気温(SAT)はPM_2.5増加により0.94K減少した。PM_2.5の増加による冷却は,北半球(NH)地形と中~高緯度の海洋上でより明らかであった。CPMの増加によるSATの増加はNHの高い緯度で同定されるが,中緯度域では減少する。増加したPM_2.5による強い冷却は,熱帯収束帯(ITCZ)の南向きシフトを引き起こし,一方,CPMに関連したHadley循環は,対応するITCZの弱い動きと共に,両半球でわずかに強化された。全球年間平均降水量はPM_2.5増加により約0.11mmday-1減少した。一般に,PM_2.5濃度変化は,ERF,SAT,雲画分および降水における全ての人為的エアロゾルによって引き起こされる変動の80%以上に寄与した。Copyright 2022 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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気候学,気候変動 
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