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J-GLOBAL ID:202202269507275546   整理番号:22A0771988

統合失調症患者の周辺におけるエルミンおよびリステリンE3ユビキチン蛋白質リガーゼ1遺伝子の発現解析【JST・京大機械翻訳】

Expression Analysis of Ermin and Listerin E3 Ubiquitin Protein Ligase 1 Genes in the Periphery of Patients with Schizophrenia
著者 (9件):
資料名:
巻: 72  号:ページ: 246-254  発行年: 2022年 
JST資料番号: W0336A  ISSN: 0895-8696  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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統合失調症(SCZ)は病因不明の重症精神障害である。最近の研究は,正しいミエリン化と翻訳調節がSCZの病原性において役割を果たすことを示している。本研究では,ミエリン化およびリボソーム品質管理においてそれぞれ役割を果たすErmin(ERMN)およびListerin E3ユビキチン蛋白質リガーゼ1(LTN1)遺伝子の発現パターンを評価した。50のSCZ患者(男性/女性:22/28,年齢(平均±標準偏差(SD)):35.9±5.6)および50のマッチした健常対照者(男性/女性:23/27,年齢(平均±SD):34.7±5.4)の末梢血(PB)におけるERMNおよびLTN1遺伝子の発現を,定量的ポリメラーゼ連鎖反応を用いて評価した。さらに,嗅覚上皮(OE)標本におけるこれらの2つの遺伝子の発現を調べるために,マイクロアレイデータセット分析に基づくバイオインフォマティクスアプローチを用いた。ERMNの発現は,SCZ患者と健常対照者(調整P値=0.101)の間でPBサンプルで有意差を示さなかった。LTN1の発現は,女性患者から得たPB試料において,性別がマッチした対照(後部β=1.734,調整P値<0.0001)と比較して有意に高かった。SCZ患者および健常対照者(それぞれ,r=0.485,P<0.001およびr=0.516,P<0.001)の間で,PB試料における上記の遺伝子の発現の間に有意な相関が見られた。著者らのin silico所見によると,SCZのOE試料におけるERMN発現レベルは,対照におけるそれらより統計学的に高かった(log2FC=1.93,adj.P.Val=9.66E-15)。反対に,OE試料におけるLTN1発現レベルは,対照に対してSCZ症例で統計学的に低かった(log2FC=-0.77,adj.P.Val=2.14E-06)。さらに,OEサンプル(r=-0.60,P<0.001)で言及した遺伝子の発現の間に有意な相関が見られた。結論として,本研究は,SCZ患者の末梢におけるERMNとLTN1遺伝子の発現を強調する最初の証拠である。著者らの知見は,SCZの病原体に光を提供するかもしれない。Copyright The Author(s), under exclusive licence to Springer Science+Business Media, LLC, part of Springer Nature 2021 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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精神障害  ,  分子遺伝学一般 

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