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J-GLOBAL ID：202202269848393836   整理番号：22A0940126

暑中環境における水和熱低減剤を用いたコンクリートの性状 その2 高強度領域での検討

Concrete Properties using Hydration Heat Reducing Agent in Hot Weather Environment: Part 2: Consideration in High-Strength Areas.

著者 (5件)： SEO Wonwoo (九大 大学院) ,  小山智幸 (九大 大学院) ,  金圭庸 (忠南大学校) ,  伊藤是清 (東海大) ,  前田禎夫 (麻生セメント)
資料名： 日本建築学会研究報告 九州支部(CD-ROM)  (日本建築学会九州支部研究報告(CD-ROM))
号： 61  ページ： ROMBUNNO.140  発行年： 2022年03月01日 
JST資料番号： L0035B  ISSN： 2435-3817  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・暑中環境下で施工される比較的高強度のコンクリートに相変化物質(PCM)を混入し,フレッシュ性状,初期水和発熱抑制,凝結,圧縮強度について検討。
・PCMを混入したコンクリートは,混入しないコンクリートより化学混和剤の添加量がやや増加傾向にあったが,スランプ,スランプフロー,空気量の目標値を満足。
・凝結試験では,PCMを混入した調合が混入していない調合より始発時間が早くなる傾向。
・PCMをコンクリートに混入すると,高強度ほど水和熱によるコンクリートの温度上昇を効果的に制御できるが,強度は低下する傾向を確認。

シソーラス用語： *暑中コンクリート ,  高強度コンクリート ,  材料 ,  相転移 ,  コンシステンシー【軟度】 ,  流動性 ,  空気量 ,  *水和熱 ,  抑制 ,  凝結 ,  *圧縮強さ ,  温度制御
準シソーラス用語： スランプ ,  スランプフロー ,  相変化物質

分類 (1件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H)

引用文献 (4件)：

• 小山智幸,伊藤是清,陣内浩:「日本建築学会暑中コンクリートの施工指針・同解説」改定の背景と要点,コンクリート工学,No.58,Vol.3,pp.217-222,日本コンクリート工学会,2020.3
• Kyung Mo, Koo, Gyu Yong, Kim, Sung Hyun, Hong, Jeong Soo, Nam, Kyoung Su, Shin & Bae Su, Khil.(2012). Properties of Autogenous Shrinkage according to Hydration Heat Velocity of High Strength Concrete Considering Mass Member. Journal of the Korea Instiute of building Construction (JKIBC), 12(4), 369-376.
• Prodjosantoso, A. K., Kennedy, B. J., & Hunter, B. A. (2002). Phase separation induced by hydration of the mixed Ca/Sr aluminates Ca3 - xSrxAl2O6: A crystallographic study. Cement and concrete research,32(4), 647-655.
• REUTER, Hans; KAMAHA, Shouassi; ZERZOUF, Otmane.Hydrogen bonds in the crystal structure of strontium hydroxideoctahydrate Sr (OH) 2・ 8H2O. Zeitschrift für Naturforschung B,2007, 62.2: 215-219.

タイトルに関連する用語 (5件)： 環境 ,  水和熱 ,  低減剤 ,  コンクリート ,  性状