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J-GLOBAL ID：202202270707743846   整理番号：22A0888764

揚子江下流における粒状有機炭素フラックスとその発生源に及ぼす三峡ダムと干ばつの影響【JST・京大機械翻訳】

Influence of Three Gorges Dam and drought on particulate organic carbon flux and its source in the lower Yangtze River

著者 (2件)： Panwar S. (State Key Laboratory of Marine Geology, Tongji University, Shanghai, China) ,  Yang S. (State Key Laboratory of Marine Geology, Tongji University, Shanghai, China)
資料名： Biogeochemistry  (Biogeochemistry)
巻： 158  号： 2  ページ： 269-284  発行年： 2022年 
JST資料番号： D0507D  ISSN： 0168-2563  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 巨大三峡ダム(TGD)によって規制された揚子江流域は,地球生物地球化学的循環に及ぼす強い人為的改変の影響を研究するための最良の位置である。しかし,2006年から2011年までの頻繁な干ばつ期間は,粒状有機物(POM)フラックスに影響する強い要因として等しく作用する。POMに関するTGD操作と干ばつ重症度の特徴的役割を捕えるために,全懸濁物質(TSM)濃度の毎週のサンプリングを,低揚子江盆地における南通で行った。地球化学的パラメータ(TSMのPOC%,TSMのPN%,C/N比,およびδ13C),CaCO_3%,平均懸濁堆積物サイズ,および干ばつパラメータ(平均温度,日射,相対湿度,風速,蒸発散,および降雨)を評価した。TSM-POC%とTSM-PN%間の逆べき乗則相関を観測し,2008~2009年のPOC%は,プレダム値よりも高いことが分かった。δ13CとC/Nは-25.6から-24.1‰と4.8から9.2の範囲であり,CaCO_3-POC%とPOC%-δ13Cの間の中程度の負の相関が観察された。主成分分析は,高温と日射増強蒸発散とTGD操作が,低揚子江盆地での干ばつを促進するとは見つからないことを示した。結果は,陸生から水生生物活性へのPOM源の潜在的シフトは,低排出,低TSM濃度,および乾燥条件に関連した。本研究はPOMプールに対する水文学的連結性の影響の理解を深め,規制河川水路におけるPOMの支配的発生源としての植物プランクトンの役割を強調した。Copyright The Author(s), under exclusive licence to Springer Nature Switzerland AG 2022. corrected publication 2022 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 降雨 ,  地球 ,  *重力ダム ,  河川 ,  蒸発散 ,  *干ばつ ,  堆積物 ,  地球化学 ,  日射 ,  植物プランクトン ,  主成分分析 ,  盆地 ,  *フラックス【流束】
準シソーラス用語： *長江 ,  *三峡ダム ,  *発生源 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 揚子江 ,  三峡ダム(TGD) ,  干ばつ ,  粒子状有機炭素 ,  粒子状窒素

分類 (3件)： 湖沼学,河川学  (DC07050J) ,  リモートセンシング一般  (AD04000L) ,  水圏・生物圏の地球化学  (DD01030A)

タイトルに関連する用語 (7件)： 揚子江 ,  下流 ,  粒状有機炭素 ,  フラックス ,  発生源 ,  三峡ダム ,  干ばつ