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J-GLOBAL ID:202202270774861191   整理番号:22A0945443

ジヒドロミリセチンはAMPK/mTOR経路の活性化を介してドキソルビシン誘発心毒性から保護する【JST・京大機械翻訳】

Dihydromyricetin protects against Doxorubicin-induced cardiotoxicity through activation of AMPK/mTOR pathway
著者 (10件):
資料名:
巻: 99  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: W1767A  ISSN: 0944-7113  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ドキソルビシン(DOX)は,非常に効果的な広域スペクトル抗腫瘍薬であるが,その臨床投与は自己誘導心毒性により制限される。ジヒドロミリセチン(DHM)は,日本のレーシン木から抽出したフラボノイド化合物である。DHMが血管新生保護特性を有する証拠は,心毒性予防戦略を研究するための候補になる。しかし,DHMがDOXに起因する心毒性に対して保護できるかどうかは不明である。本研究では,in vivoおよびin vitroでのDOX誘導心毒性に対するDHMの保護作用を評価した。C57BL/6マウスにDOXを腹腔内投与し,in vivoで心臓損傷モデルを構築し,AC16細胞をDOXに曝露し,in vitroで細胞損傷を誘導した。マウスの左室機能を,心エコー検査によって検出し,マウス心臓組織およびAC16細胞のアポトーシスを,TUNELおよびHoechst33342/PI二重染色によって検出した。アポトーシスおよびオートファジー関連蛋白質の発現を,ウエスタンブロット法,免疫組織化学染色および免疫蛍光染色によって検出した。心エコー結果は,DOX誘導心毒性がDHM前処理により有意に緩和されることを示した。DOXは,AMPK活性化の阻害,アポトーシスの増加およびオートファジーの減少によりマウスの心毒性を誘導した。しかし,同じ条件下で,DHM前処理マウスの心臓組織は,活性化AMPK/mTOR経路を介してオートファジーの増加およびアポトーシスの減少を示した。同じ結果をin vitroで観察し,DHMがin vitroで細胞内ROSの産生を阻害することも見出した。DHMはアポトーシスと酸化ストレスを阻害することにより心毒性に対して保護し,AMPK/mTOR経路を通してDOXによるオートファジー阻害をすべて排除できる。DHMプレコンディショニングは,将来の臨床応用におけるDOX誘導心毒性の保護におけるブレークスルーである可能性がある。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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循環系の基礎医学  ,  心臓作用薬の基礎研究 
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