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J-GLOBAL ID:202202270848443289   整理番号:22A1030474

急性冠症候群の発症を予測するための特異的バイオマーカーとしてのバロシン含有蛋白質およびその合併症【JST・京大機械翻訳】

Valosin Containing Protein as a Specific Biomarker for Predicting the Development of Acute Coronary Syndrome and Its Complication
著者 (10件):
資料名:
巻:ページ: 803532  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7061A  ISSN: 2297-055X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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背景:急性冠動脈症候群(ACS)は,急性心筋虚血関連症状の範囲から成る。ACSの有害事象は通常心室機能不全(VD)と関連し,最終的に心不全に発症する。現在,ACSの発症とその予後を特異的に予測することができる満足な指標はない。バロシン含有蛋白質(VCP)は,最近,心臓疾患から保護するために提案されている。したがって,著者らは,血清中のVCPがACSとその合併症を予測するための貴重なバイオマーカーとして役立つかどうかを評価することを目的とした。【方法】291人の参加者からのヒト血清サンプルを採取して,それらの臨床診断,すなわち,健常対照者(n=64),ACS(n=40),慢性冠動脈症候群(CCS,n=99)と非虚血性心疾患(非IHD,n=88)に基づいて4つの群に分類した。これらの参加者の臨床的特徴を記録し,それらの血清VCPレベルを酵素結合免疫吸着検定法(ELISA)によって検出した。血清VCPとACSの発症とその合併症VDとの関連を統計的に検討した。続いて,GWASとeQTL分析を行い,VCP多型性と単球数の間の関係を検討した。VCPが安定なバイオマーカーであるかどうかを調べるために安定性試験も行った。結果:血清VCPレベルは,安静群と比較してACS群で有意に高かった。さらに,VDを有するACS患者のVCPレベルはVDのない患者と比較して有意に低かった。多変量ロジスティック回帰分析は,VCPがACSのリスク(P=0.042,OR=1.222)とACS患者におけるVD発症リスク(P=0.035,OR=0.513)と独立して関連することを明らかにした。GWAS分析はまた,VCP多型(rs684562)と単球数の間の関係を同定したが,VCP mRNA発現レベルに対するrs684562の影響は,eQTL分析により更に検証された。さらに,血清VCP含有量の高い安定性は,異なる保存環境下で観察された。結論:バロシン含有蛋白質は,ACSとその合併症VDの発症を予測する際に,安定なバイオマーカーとして作用することができた。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
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循環系の疾患  ,  循環系の診断 
引用文献 (47件):
  • Amsterdam EA, Wenger NK, Brindis RG, Casey DE Jr, Ganiats TG, Holmes DR Jr, et al. 2014 AHA/ACC Guideline for the Management of Patients with Non-ST-Elevation Acute Coronary Syndromes: a report of the American College of Cardiology/American Heart Association Task Force on Practice Guidelines. J Am Coll Cardiol. (2014) 64:e139-e228. doi: 10.1016/j.jacc.2014.09.017
  • Fanaroff AC, Rymer JA, Goldstein SA, Simel DL, Newby LK. Does This Patient With Chest Pain Have Acute Coronary Syndrome?: The Rational Clinical Examination Systematic Review. JAMA. (2015) 314:1955-65. doi: 10.1001/jama.2015.12735
  • Kimura K, Kimura T, Ishihara M, Nakagawa Y, Nakao K, Miyauchi K, et al. JCS 2018 guideline on diagnosis and treatment of acute coronary syndrome. Circ J. (2019) 83:1085-196. doi: 10.1253/circj.CJ-19-0133
  • Corbett SJ, Ftouh S, Lewis S, Lovibond K, Guideline C. Acute coronary syndromes: summary of updated NICE guidance. BMJ. (2021) 372:m4760. doi: 10.1136/bmj.m4760
  • Rogers WJ, Canto JG, Lambrew CT, Tiefenbrunn AJ, Kinkaid B, Shoultz DA, et al. Temporal trends in the treatment of over 1.5 million patients with myocardial infarction in the U.S. from 1990 through 1999. J Am Coll Cardiol. (2000) 36:2056-63. doi: 10.1016/S0735-1097(00)00996-7
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