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J-GLOBAL ID：202202270864020937   整理番号：22A1009176

地域史を見つめ直す 自治体が地域の歴史資料を受け継ぐ意義とは

著者 (1件)： 三村昌司 (防衛大学校 人文社会科学群)
資料名： 都市問題  (Journal of the Tokyo Institute of Municipal Research)
巻： 113  号： 4  ページ： 38-45  発行年： 2022年04月01日 
JST資料番号： S0255A  ISSN： 0387-3382  CODEN： TOMOA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・地方行政や自治体による自治体史の編纂について,国体や体制強化が背景となった戦前から,実用性と科学性を主な理由とする戦後への変化を考察。
・自治体史が自治体と研究者による正史と見なされることで読まれない問題と,編纂過程への住民参加による問題の乗り越えについて論述。
・自治体が地域の歴史資料を集め保存することへの関心と法整備の高まりを論じると共に,過度の実用性重視による歴史資料の選別への危惧を表明。
・パブリック・ヒストリーの考え方を参考に,さまざまな局面での市民参加など,自治体による歴史資料受け継ぎの新たな方向性について考察。

シソーラス用語： 歴史 ,  *自治体 ,  都市史 ,  性質 ,  研究者 ,  編集 ,  *住民参加 ,  整備 ,  人文科学 ,  *経時変化 ,  *継承 ,  資料保存
準シソーラス用語： 科学的根拠 ,  史料編纂 ,  実用性 ,  知識継承 ,  *地域史 ,  地方行政機関 ,  法整備 ,  歴史学

分類 (2件)： 都市問題,都市防災  (RD01030O) ,  情報源  (AC03000B)

タイトルに関連する用語 (5件)： 地域史 ,  自治体 ,  地域 ,  歴史 ,  資料