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J-GLOBAL ID:202202270898833531   整理番号:22A1075775

下水処理場への植物系バイオマス混合脱水システム導入における環境影響評価

Environmental Impact Assessment of Nationwide Introduction of Plant Biomass Mixed Dehydration Systems at Wastewater Treatment Plants
著者 (2件):
資料名:
巻: 33  ページ: 54-68(J-STAGE)  発行年: 2022年 
JST資料番号: U1367A  ISSN: 1883-5899  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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本稿では,ベルトプレス,スクリュープレス,遠心分離脱水機により消化汚泥を脱水している全国の下水処理場を対象に,未利用の植物系バイオマスを下水処理場で受け入れ,下水汚泥の脱水助剤として利用することを想定し,システム全体における温室効果ガス排出量を対象とした環境影響評価を行なった。 その結果,脱水ケーキを下水処理場内で焼却処分する場合,既存の方法と比較して各脱水機で 7.8~12 % 温室効果ガス排出量を削減でき,下水処理場外で処分する場合 7.1~7.7 % 削減できる可能性が示された。凝集剤使用量を削減して本技術を導入した場合は,それぞれ 5.8~6.3 %,12~22 % の削減効果があることが示された。植物系バイオマス混合脱水システムは,未利用の植物系バイオマスの有効利用方法として活用でき,下水処理場における汚泥処分費削減に加え,温室効果ガス排出量の削減に寄与できる技術であることが示された。(著者抄録)
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分類 (2件):
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スラッジ処理・処分  ,  環境問題 
引用文献 (44件):
  • 1) 環境省:地球温暖化対策計画 ( 平成28年5月13日閣議決定 ) (2016),https://www.env.go.jp/earth/ondanka/keikaku/taisaku.html ( 閲覧日2021年1月29日)
  • 2) 国土交通省:令和3年度版国土交通白書2021 (2021)
  • 3) 地球温暖化対策推進本部:2019年度における地球温暖化対策計画の進捗状況 (2021)
  • 4) 環境省:循環型社会形成推進基本計画 ( 平成25年5月 ) (2013),https://www.env.go.jp/recycle/circul/keikaku/keikaku_3.pdf ( 閲覧日2021年7月2日)
  • 5) (株) 東洋設計,(株) 日水コン:平成26年度廃棄物系バイオマス利活用導入促進事業委託業務報告書 (2015)
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