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J-GLOBAL ID:202202271101772700   整理番号:22A0619449

ビタミンE濃縮物としてのスクラブしたココヤシ脂肪酸蒸留物

Scrubbed Palm Fatty Acid Distillate as Vitamin E Concentrate
著者 (4件):
資料名:
巻: 71  号:ページ: 51-55(J-STAGE)  発行年: 2022年 
JST資料番号: G0238A  ISSN: 1345-8957  CODEN: JOSOAP  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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スクラブしたパーム油(CPO)からのビタミンE(VitE)は広く検討され,工業的に実施されてきた。CPO中VitEは600~1000ppmの範囲であり,食用パーム油生産の主な副産物の2つ,すなわちココヤシ脂肪酸蒸留物(PFAD)から通常生産される。PFADは4000~5500ppmのVitEを含有しており,パーム油精製の脱臭過程で生産される。本報告ではCPOからのVitE濃縮物生産の革新的な工程について提示する。スクラッバを設計し,脱臭機と通常のPFADスクラッバとの間に導入した。この新規スクラッバの主な目的はPFAD由来のグリセリドの回収である。本新規スクラッバは150~160°Cで運転する。スクラブした油はスクラブしたココヤシ脂肪酸蒸留物(S-PFAD)と呼ぶ。この単純で効率的に改変した工程によって,0.3%の回収率でS-PFADとしてグリセリドを回収することができ,28000~32000ppmの範囲までS-PFAD中のVitE濃度を高められるが,この濃度はパーム油生産において生産されたVitE濃度で最高値である。S-PFAD中の脂肪酸とグリセリドはメチルエステルにエステル化され,エステル交換された。S-PFADからメチルエステルが気化され,S-PFAD残渣油に24.7%のVitEが含まれた。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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食品の化学・栄養価  ,  食用油脂,マーガリン 
引用文献 (19件):
  • 1) Bennett, L.; Logan, A.; Shiferaw-Terefe, N.; Singh, T.; Warner, R. Measuring the oxidation potential in foods, Chapter 3. in Food Oxidants and Antioxidants: Chemical, Biological, and Functional Properties (Bartosz, G. eds.). CRC Press, pp. 47-78 (2013).
  • 2) Theriault, A.; Chao, J.; Wang, Q.; Gapor, A.; Adel, K. Tocotrienol: A review of its therapeutic potential. Clin. Biochem. 32, 309-319 (1999).
  • 3) Peh, H.Y.; Tan, W.S.D.; Liao, W.; Wong, W.S.F. Vitamin E therapy beyond cancer: Tocopherol versus tocotrienol. Pharmacol. Ther. 162, 152-169 (2016).
  • 4) Aggarwal, V.; Kashyap, D.; Sak, K.; Tuli, H.S.; Jain, A. et al. Molecular mechanisms of action of tocotrienols in cancer: Recent trends and advancements. Int. J. Mol. Sci. 20, 656 (2019).
  • 5) Thomsen, C.B.; Andersen, R.F.; Steffensen, K.D.; Adimi, P.; Jakobsen, A. Delta tocotrienol in recurrent ovarian cancer. A phase II trial. Pharmacol. Res. 141, 392-396 (2019).
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