文献
J-GLOBAL ID:202202271186720188   整理番号:22A0954725

ファビピラビルとメトトレキサートの相互作用の可能性:骨肉腫患者における薬剤誘発性肝毒性【JST・京大機械翻訳】

A possible interaction between favipiravir and methotrexate: Drug-induced hepatotoxicity in a patient with osteosarcoma
著者 (5件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 445-448  発行年: 2022年 
JST資料番号: W5304A  ISSN: 1078-1552  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
導入:ファビピラビルは最近SARS-CoV2感染に用いられる抗ウイルス剤である。特に悪性腫瘍患者における化学療法剤とファビピラビルの薬物-薬物相互作用はよく知られていない。症例報告:転移性骨肉腫と診断された患者は高用量メトトレキサート治療を与え,ファビピラビルはSARS-CoV2感染の疑いで治療3日目に開始した。グレード3肝毒性はファビピラビル後に発症した。管理と転帰:急性ウイルス性肝炎パネルと自己免疫性肝疾患パネルは陰性であった。腹部の超音波は,どの肝胆道病理でも記録できなかった。すべてのウイルスおよび肝胆道可能な病因因子は除外された。患者の肝臓酵素は,ファビピラビルの開始(12時間後)直後に増加し,ファビピラビル-メトトレキセート相互作用により生じた毒性肝炎と診断した。したがって,メチルプレドニゾロン1mg/kg用量を毒性肝炎の推定診断のために開始した。ファビピラビルを中止した後,肝毒性は完全に退行した。考察:ファビピラビルはアルデヒドオキシダーゼを阻害することによりメトトレキサート除去を阻害し,その逐次使用は本症例において肝毒性を引き起こすかもしれない。臨床医は,ファビピラビルのようなSARS-CoV2に対して新しい抗ウイルス薬を用いて,可能な薬物相互作用を念頭に置くべきである。Copyright The Author(s) 2021 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
感染症・寄生虫症一般  ,  消化器の疾患 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る