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J-GLOBAL ID：202202271370439910   整理番号：22A0804232

高分子膜中の化学修飾ナノチャンネルを通してのカルシウムイオンの輸送【JST・京大機械翻訳】

Transportation of calcium ions through chemically modified nanochannels in a polymeric membrane

著者 (3件)： Negi Sangeeta (Department of Physics and Astrophysics, University of Delhi, Delhi, India) ,  Khurana Shilpa (Department of Physics and Astrophysics, University of Delhi, Delhi, India) ,  Chandra Amita (Department of Physics and Astrophysics, University of Delhi, Delhi, India)
資料名： Ionics  (Ionics)
巻： 28  号： 3  ページ： 1219-1229  発行年： 2022年 
JST資料番号： W1953A  ISSN： 0947-7047  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： PET膜上に作製した合成イオンチャネルは,バイオインスパイアードデバイスの分野でかなりの注目を集めている。これらのバイオインスパイアードデバイスは生物学的イオンチャンネルのゲーティング機能を模倣できる。本研究では,高分子膜中の合成ナノチャネルを,印加電圧(s)の影響下でのカルシウムイオンの輸送に用いた。イオンチャネルの作製にはイオン照射とそれに続く化学エッチングを用いた。イオン照射および化学エッチング(異なるエッチング速度による)による変化を,電界放出走査電子顕微鏡(FESEM),Fourier変換赤外(FTIR)およびX線回折技術によって研究した。より長い持続時間のエッチングにより得られた多孔質膜をイオンの選択とカルシウムイオンの輸送に使用した。筋細胞と同様に,水性過塩素酸カルシウム電解質(異なる濃度)を用いた。膜中に存在する多重イオンチャネルは同時に応答し,得られた電流はチャネル壁に存在する電荷(COO-)との相互作用の結果としてイオンの輸送に起因する。カチオン(s)の輸送速度及びアニオン(s)は膜の外側に蓄積し(従ってナノチャネル)は電流挙動に反映された。イオン輸送に及ぼす濃度ならびに電気勾配の影響を研究した。異なるアニオンを有するこれらの電圧ゲートカルシウムナノチャネルのイオン電流整流挙動も研究した。Copyright The Author(s), under exclusive licence to Springer-Verlag GmbH Germany, part of Springer Nature 2021 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： X線回折 ,  *イオン ,  赤外線 ,  電圧 ,  電荷 ,  アニオン ,  カチオン ,  *高分子膜 ,  整流 ,  イオン電流 ,  FTIR分光法 ,  ウェットエッチング
準シソーラス用語： ゲーティング ,  *カルシウムイオン ,  *ナノチャネル , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： イオントラック ,  カルシウムイオンチャンネル ,  生物にヒントを得たデバイス

分類 (3件)： 高分子固体の物理的性質  (CG02024U) ,  分子化合物  (CE02000C) ,  電池一般  (YB04010O)

タイトルに関連する用語 (5件)： 高分子膜 ,  化学修飾 ,  ナノチャンネル ,  カルシウムイオン ,  輸送