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J-GLOBAL ID：202202271475611285   整理番号：22A0477716

プロトンポンプ阻害剤はRC48ADCの抗腫瘍効力を妨害する【JST・京大機械翻訳】

Proton pump inhibitors interfere with the anti-tumor potency of RC48ADC

著者 (5件)： Zhang Xinling (ADC R & D department, RemeGen Co., Ltd, Yantai 264006, Shandong, China) ,  Wang Yue (ADC R & D department, RemeGen Co., Ltd, Yantai 264006, Shandong, China) ,  Luo Wenting (ADC R & D department, RemeGen Co., Ltd, Yantai 264006, Shandong, China) ,  Zhu Marie M. (ADC R & D department, RemeGen Co., Ltd, Yantai 264006, Shandong, China) ,  Huang Changjiang (R & D Center, MabPlex International Co., Ltd, Yantai 264006, Shandong, China)
資料名： Toxicology in Vitro  (Toxicology in Vitro)
巻： 79  ページ： Null  発行年： 2022年 
JST資料番号： T0472A  ISSN： 0887-2333  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 抗体-薬物複合体(ADCs)は癌の有望な様式であるが,癌治療のための一般的なアジュバント薬であるプロトンポンプ阻害剤(PPIs)間の相互作用は理解されていない。ここでは,新しいHER2標的化ADCであるPPIとRC48ADCの間の相互作用を,in vitroで定量化した。CCK-8アッセイは,RC48ADCが,それぞれ4.91±1.15ng/mL,14.54±0.85ng/mL,および11.28±0.68ng/mLのIC_50値で,SK-BR-3,NCI-N87およびSK-OV-3細胞の増殖に及ぼす有意な阻害効果を示した。PPI単独は,1.37~1000ng/mLの用量範囲で有意な抗腫瘍効果を持たなかった。併用すると,PPIは用量依存的にRC48ADCの抗腫瘍活性を阻害した。そして,1000ng/mL(ΔΨCmax)PPIsは,有意にRC48ADC抑制細胞増殖を(32.85±2.81)%(p<0.05)回復した。しかし,非PPI胃酸分泌阻害剤であるシメチジンは,RC48ADCに対して有意な阻害効果を持たなかった。さらに,シメチジンよりもむしろオメプラゾールは,対照細胞と比較して液胞H+-ATPアーゼおよびカテプシンBの活性を有意に低下させた。これらの結果は,in vivoで確認された場合,PPIsがRC48ADCのアンタゴニストであり,すべてのADCでさえ液胞H+-ATPアーゼ活性の阻害に起因することを示した。さらに,PPIの代わりにADCと組み合わせたシメチジンは,有害な薬物相互作用を防ぐことができる。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 相互作用 ,  ATPアーゼ ,  アジュバント ,  液胞 ,  抗腫瘍作用 ,  *腫瘍 ,  薬物相互作用 ,  細胞増殖 ,  ターゲティング ,  in vitro実験 ,  *プロトンポンプ阻害薬 ,  スルフィド ,  窒素複素環化合物 ,  シアナミド ,  スルホキシド ,  フェノールエーテル ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： アンタゴニスト ,  癌治療 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： プロトンポンプ阻害薬 ,  RC48ADC ,  シメチジン ,  液胞H+-ATPアーゼ ,  カテプシンB

分類 (3件)： 消化器の腫よう  (GH04000D) ,  循環系疾患の薬物療法  (GJ05020M) ,  腫ようの診断  (GE03020J)

物質索引 (2件)： シメチジン ,  オメプラゾール

タイトルに関連する用語 (3件)： プロトンポンプ阻害剤 ,  腫瘍 ,  妨害