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J-GLOBAL ID:202202271751054702   整理番号:22A0825282

ノンコーディングRNA:長鎖ノンコーディングRNAの転写動態と分子機能

Transcriptional kinetics and molecular functions of long noncoding RNAs
著者 (7件):
資料名:
巻: 54  号:ページ: 306-317  発行年: 2022年03月 
JST資料番号: W0430A  ISSN: 1061-4036  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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実験的に機能が確認された長鎖ノンコーディングRNA(lncRNA)の数は増え続けているものの,それらの転写動態についてはほとんど分かっておらず,それらの調節効果を明らかにすることは難しい。今回我々は,対立遺伝子感受性(対立遺伝子特異的に発現を検知できる)単一細胞RNA塩基配列決定を行い,メッセンジャーRNAに比べて,lncRNAの転写バースト間の時間が2倍長いことを示す。また,lncRNA発現に関する細胞間でのばらつきの増加が見られ,これは多数のRNA分子を産生するバーストほど頻度が低いことに起因することが分かった。我々は,非同期的に増殖する細胞の不均一性を利用して,細胞周期の進行とアポトーシスに関連した細胞状態特異的機能を持つlncRNAを明らかにし,実験的な検証を行った。さらに我々は,シス機能性のlncRNAを特定し,これらのlncRNAのノックダウンが,タンパク質をコードする近傍の遺伝子の転写バーストの頻度やサイズを変化させることを示す。まとめると,我々の研究は,lncRNAの転写調節の特殊性を明らかにし,lncRNAがmRNAの転写バーストの調節に役割を担うことを実証するものである。Copyright Nature Japan KK 2022
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分類 (1件):
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遺伝子発現 
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