文献
J-GLOBAL ID:202202271781147010   整理番号:22A1156091

Zeugodacus cucurbitae Coquillett(双翅目:ミバエ科)の野生個体群の共生細菌からの細菌揮発性物質の誘引可能性【JST・京大機械翻訳】

Attractancy potential of bacterial volatiles from symbiotic bacteria of wild population of Zeugodacus cucurbitae Coquillett (Diptera:Tephritidae)
著者 (4件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 411-421  発行年: 2022年 
JST資料番号: W1935A  ISSN: 0334-2123  CODEN: PHPRA2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
メロンハエ,Zeugodacusククルビタ(Diptera:Tephritidae)は,インドにおけるほとんどのククルビツの壊滅的害虫の1つであり,合成殺虫剤の適用によるその管理は不成功であった。Tephritid果実ハエは,それらの腸と産卵鶏に共生微生物相を収容し,生態系に栄養資源を提供することが報告されている。本研究は,共生菌を分離し,メロンハエ成虫を捕獲するそれらの誘引能力を試験するために行った。16S rRNA遺伝子の分子分析から,11の異なる細菌種を,メロン果実ハエの野生集団の腸と産卵鶏から同定した。同定された細菌の中で,7種は腸内細菌科に属し,2種はBacillaceae科に属し,1種はEnterococcaceae科とFlavobacteriaceae科に属していた。それらの中で,Enterococcus faecalis,Citrobacter sp.,E.meningoseptica,Klebsiella oxytoca,Bacillus amyloliquefaciensおよびBacillus sp.がハエの産卵鶏にのみ見出された。一方,RaoultellaまたはニチノリシスとKlebsiella sp.は,ショウジョウバエの腸においてのみ見出された。2つの細菌種,すなわち,K.pneumoniaeとE.cloacaeを野生ハエの産卵鶏と腸の両方から同定した。これらの2つの細菌から同定された5つの揮発性物質は,アンモニア,ジメチルジスルフィド,メトキシフェニルオキシム,2,2-ジヒドロキシ-1-フェニルエタノンおよび1,2-ベンゼンジカルボン酸のブチル-2-メチルプロピルエステルであった。同定された揮発性物質および関連化合物の合成型を,メロン果実ハエを誘引する可能性について試験した。水酸化アンモニウムは,最大引力を示し,次いでイソアミルアルコールとジメチルジスルフィドが続いた。ハエの間で,0-2日齢と6-8日齢の成虫は,20~30日齢の成人と比較して,揮発性物質に対してわずかに高い誘引性を示した。蛋白質給餌及び蛋白質飢餓成虫は水酸化アンモニウムに対して最大誘引性を示し,次いでイソアミルアルコールが続いた。すべての揮発性物質は雄のハエと比較してより多くの雌ハエを誘引した。Copyright The Author(s), under exclusive licence to Springer Nature B.V. 2021 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物的防除  ,  昆虫・ダニによる植物被害 

前のページに戻る