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J-GLOBAL ID：202202272379741825   整理番号：22A0005638

軸間摩擦衝撃を伴う航空エンジンデュアルロータシステムの動特性【JST・京大機械翻訳】

Dynamic characteristics of an aeroengine dual-rotor system with inter-shaft rub-impact

著者 (4件)： Yu Pingchao (College of Civil Aviation, Nanjing University of Aeronautics and Astronautics, Nanjing 211106, PR China) ,  Wang Cun (Beijing Power Machinery Institute, Beijing 100074, PR China) ,  Hou Li (College of Civil Aviation, Nanjing University of Aeronautics and Astronautics, Nanjing 211106, PR China) ,  Chen Guo (College of Civil Aviation, Nanjing University of Aeronautics and Astronautics, Nanjing 211106, PR China)
資料名： Mechanical Systems and Signal Processing  (Mechanical Systems and Signal Processing)
巻： 166  ページ： Null  発行年： 2022年 
JST資料番号： T0514A  ISSN： 0888-3270  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 軸間摩擦衝撃,すなわち2ロータ間の摩擦衝撃は航空エンジンデュアルロータシステムで発生する。本論文は,軸間摩擦衝撃を有する二重ロータシステムの非線形動力学を研究する最初の試みである。複雑な二重ロータシステムの動的モデルを,軸間摩擦力を考慮することにより,3D有限要素法を用いて構築した。コンポーネントモード合成法と数値積分法を組み合わせた解析戦略を開発し,大DOFモデルを解決する問題を克服した。軸間摩擦衝撃の影響下での二重ロータシステムのモードと振動応答を明らかにした。結果は,軸間摩擦衝撃がLPとHP回転子の間の振動結合につながり,振動応答における新しい共振ピークの出現に導くことを示した。3種類のラビングタイプ,すなわち,連続摩擦衝撃,間欠摩擦衝撃,および自己励起振動が,二重ロータシステムにおいて,軸間摩擦衝撃が発生するとき,励起されるかもしれない。これらのラビング運動の特性と機構を,軌道,時間,および周波数曲線,ならびに,ラビング力と相対速度曲線を用いて調べた。摩擦剛性と摩擦係数を減らすことによって,危険な自己励起ラビング振動を除去することができた。さらに,一定および可変速度の下での摩擦応答を比較することによって,軸間摩擦応答に及ぼす初期条件の鍵となる影響を強調した。最後に,実際の航空エンジン二重ロータシステムを使用して実施した軸間摩擦実験の結果を考察し,理論的結果の正当性を検証するために用いた。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 共振 ,  摩擦係数 ,  有限要素法 ,  剛性 ,  数値積分 ,  摩擦試験 ,  ダイナミックモデル ,  自己励磁 ,  振動応答 ,  初期条件 ,  三次元 ,  非線形力学 ,  摩擦力 ,  *ラビング
準シソーラス用語： *航空エンジン , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 軸間摩擦衝撃 ,  二重回転子システム ,  モード ,  自己励起振動

分類 (2件)： その他の機械要素  (QB01120F) ,  構造動力学  (HD02000E)

タイトルに関連する用語 (3件)： 摩擦衝撃 ,  航空 ,  動特性