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J-GLOBAL ID:202202272590463119   整理番号:22A1023445

異なる病原性トリインフルエンザウイルスにより誘導されるアヒルRIG-I媒介先天性免疫応答の変化【JST・京大機械翻訳】

The Variation of Duck RIG-I-Mediated Innate Immune Response Induced by Different Virulence Avian Influenza Viruses
著者 (18件):
資料名:
巻: 13  ページ: 842721  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7080A  ISSN: 1664-302X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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近年,新興の高度病原性トリインフルエンザ(HPAI)A(H5N8)ウイルスは,広く普及する特徴,拡大している宿主範囲,および交差種伝染で報告されており,広い注意を引き付けている。国内アヒルは,HPAI H5N8ウイルスの疫学的サイクルにおいて主要な役割を果たすが,アヒル種におけるインフルエンザ感染時の先天性免疫応答に関しては殆ど知られていない。本研究では,アヒル感染実験を行うため2つの野生鳥由来ウイルス,H5N8とH4N6を用い,宿主の自然免疫応答における2つのウイルスとレチノイン酸誘導遺伝子I(RIG-I)とインターフェロンβ(IFN-β)の負荷を検出した。比較を通して,RIG-IとIFN-βの発現レベルの両方が変動することが分かった。先天性免疫は感染後6時間以内に急速に開始し,ウイルスにより異なる程度に阻害される。RIG-IとIFN-βの発現は,感染後1-2日に減少した(dpi)。HPAI H5N8ウイルスは,低病原性トリインフルエンザ(LPAI)H4N6ウイルスよりRIG-Iに強い阻害効果を有し,肺で最も強い。HPAI H5N8ウイルスによる感染後,2dpi,ウイルスRNAは肺で大量に複製した。RIG-IとIFN-βは,特に肺において,HPAI H5N8ウイルス感染に対するアヒルの先天性免疫応答において重要な役割を果たすことが証明されている。LPAI H4N6ウイルスによる感染後のRIG-IとIFN-βの主な戦場は直腸にある。両ウイルスは7dpi後に効果的に制御された。これらの結果は,野生アヒルにおける鳥インフルエンザウイルスの伝染機構を理解し,鳥インフルエンザを効果的に予防し,防除するのに役立つであろう。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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ウイルスによる動物の伝染病  ,  ウイルス感染の生理と病原性 
引用文献 (56件):
  • Albini K., Sigrist G., Keller, Hoop. (2014). Shedding of zoonotic pathogens and analysis of stomach contents in great cormorants (Phalacrocorax carbo sinensis) from Switzerland between 2007 and 2012. Schweiz. Arch. Tierheilkd. 156, 389-394. doi: doi: 10.1024/0036-7281/a000611
  • Barber M. R., Aldridge J. R. Jr., Webster R. G., Magor K. E. (2010). Association of RIG-I with innate immunity of ducks to influenza. Proc. Natl. Acad. Sci. U. S. A. 107, 5913-5918. doi: doi: 10.1073/pnas.1001755107
  • Campbell L. K., Magor K. E. (2020). Pattern recognition receptor signaling and innate responses to influenza A viruses in the mallard duck, compared to humans and chickens. Front. Cell. Infect. Microbiol. 10:209. doi: doi: 10.3389/fcimb.2020.00209
  • Cheng Y., Huang Q., Ji W., Du B., Fu Q., An H., et al. (2015). Muscovy duck retinoic acid-induced gene I (MdRIG-I) functions in innate immunity against H9N2 avian influenza viruses (AIV) infections. Vet. Immunol. Immunopathol. 163, 183-193. doi: , PMID: doi: 10.1016/j.vetimm.2014.12.009
  • Fleming-Canepa X., Aldridge J. R. Jr., Canniff L., Kobewka M., Jax E., Webster R. G., et al. (2019). Duck innate immune responses to high and low pathogenicity H5 avian influenza viruses. Vet. Microbiol. 228, 101-111. doi: , PMID: doi: 10.1016/j.vetmic.2018.11.018
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