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J-GLOBAL ID：202202272657074163   整理番号：22A0106822

スピロピランのフッ化物誘起開環過程を解読するためのDFT/TD-DFT研究【JST・京大機械翻訳】

DFT/TD-DFT study to decipher the fluoride induced ring opening process of spiropyran

著者 (4件)： Kediya Siddhiben (School of Applied Material Sciences, Central University of Gujarat, Gandhinagar, 382030, India) ,  Manhas Anu (Department of Chemistry, Pandit Deendayal Energy University (former PDPU), Gandhinagar, 382426, Gujarat, India) ,  Lone Mohsin Y. (Dept. of Chemistry, Indian Institute of Technology Gandhinagar, Gujarat, 382355, India) ,  Jha Prakash C. (School of Applied Material Sciences, Central University of Gujarat, Gandhinagar, 382030, India)
資料名： Journal of Molecular Graphics & Modelling  (Journal of Molecular Graphics & Modelling)
巻： 110  ページ： Null  発行年： 2022年 
JST資料番号： B0044D  ISSN： 1093-3263  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： DFT/TD-DFT法を用いて,SPと略す3′,6′-ビス(tert-ブチルジメチルシリルオキシ)スピロ[ベンゾ[f]クロメン3,9′ffuorenのフッ化物アニオンセンシング機構を決定した。SP分子の基底状態における開環の記述とその開放型における異性化を示した。基底状態では,SPは開放型で得られた異性体とは対照的に最も安定な形であることが明らかとなった。開環を開始するために,最初に,フッ化物イオン攻撃は,SP分子を脱シリル化する求核試薬として攻撃する。フッ化物イオンのこの攻撃は,Cスピロ-O結合開裂を誘起し,2つのアニオン種,すなわち,MC-D1とMC-D2(MCはメロシアニン)の形成をもたらした。モノ-脱シリル化プロセスは末端生成であり,開環過程が続いた。さらに,プローブSPの直交幾何学はICT特性を示さなかったが,MC-D1およびMC-D2は共役の増加を伴う平面形状の形成によりICT特性を示した。SPの蛍光特性と開放型(CT,MC-D1,およびMC-D2)の最も安定な異性体を理論的に予測した。計算した発光スペクトルは,SPが蛍光を示し,フッ化物アニオンの存在下で消光できることを明らかにした。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 基底状態 ,  蛍光 ,  発光スペクトル ,  異性化 ,  *フッ化物 ,  共役 ,  *開環反応 ,  開裂反応 ,  アニオン ,  異性体 ,  直交性 ,  求核試薬
準シソーラス用語： *スピロピラン ,  脱シリル ,  フッ化物イオン , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： DFT/TD-DFT ,  フッ化物センシング ,  ICT ,  開環 ,  スピロピリン

分類 (2件)： 分子の立体配置・配座  (BH05022J) ,  分子の電子構造  (BH05010Q)

タイトルに関連する用語 (9件)： スピロピラン ,  フッ化物 ,  誘起 ,  開環 ,  過程 ,  解読 ,  DFT ,  TD-DFT ,  研究