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J-GLOBAL ID:202202272759126324   整理番号:22A1177767

全細胞懸濁液を用いた細菌ウリカーゼ活性をスクリーニングするための最適化UV-分光光度分析【JST・京大機械翻訳】

Optimized UV-Spectrophotometric Assay to Screen Bacterial Uricase Activity Using Whole Cell Suspension
著者 (5件):
資料名:
巻: 13  ページ: 853735  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7080A  ISSN: 1664-302X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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ウリカーゼは,過酸化水素への分子酸素の同時還元を伴って,尿酸のアラントインへの変換を触媒する。ヒトにおいて,ウリカーゼは機能的ではなく,それによって,個体を高尿酸血症,痛風,慢性腎臓障害および心血管疾患と関連する代謝障害に素因する。高尿酸血症を治療するための現在の治療法の有効性は限られており,従って,ウリカーゼ発現プロバイオティック株を用いて,新規アプローチが望まれる。ここでは,乳酸菌,BacillusおよびBifidobacterium種の広いパネルにおけるウリカーゼ活性の迅速同定を可能にするため,UV-分光光度法およびH_2O_2に基づく蛍光アッセイを評価した。測定の精度に影響を与える非生物的(培地組成及び殺菌様式)及び生物的(H_2O_2産生株)因子を強調し,全細菌懸濁液を用いてウリカーゼ活性をスクリーニングするための簡単,迅速及び堅牢な高スループットUV-分光光度法の段階的最適化に関して報告し,それにより細胞関連及び細胞外活性の両方を評価した。300nmでの尿酸分解のモニタリングに基づく最適化アッセイの妥当性を,液体クロマトグラフィーによって確認した。最後に,最適化法を用いてウリカーゼ活性について,乳酸桿菌属(18種),Bacillus(3種),およびBifidobacterium(4種)の319のQualification Preception(QPS)菌株のパネルをスクリーニングした。319株の全てで,陽性対照Bacillus sp.DSM 1306はウリカーゼ陰性であり,特に食品または糞便からの分離株において,この活性がこれらの属の間で稀であることを示した。まとめると,ここで報告された全細菌懸濁液に基づくUV-分光光度ハイスループットアッセイは,細胞関連および細胞外ウリカーゼ活性を同時に検出することにより,大きな微生物収集を迅速にスクリーニングするために使用でき,それによって,高尿酸血症を治療するための治療能を有する尿酸分解菌株の同定を加速できる。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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酵素の応用関連  ,  代謝異常・栄養性疾患の治療 
物質索引 (1件):
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引用文献 (54件):
  • Abdel-Fattah Y. R., Saeed H. M., Gohar Y. M., El-Baz M. A. (2005). Improved production of Pseudomonas aeruginosa uricase by optimization of process parameters through statistical experimental designs. Process Biochem. 40, 1707-1714. doi: doi: 10.1016/j.procbio.2004.06.048
  • Bongaerts G. P. A., Uitzetter J., Brouns R., Vogels G. D. (1978). Uricase of Bacillus fastidiosus properties and regulation of synthesis. Biochimica et Biophysica Acta Enzymol. 527, 348-358. doi: , PMID: doi: 10.1016/0005-2744(78)90349-2
  • Bongaerts G. P., Vogels G. D. (1976). Uric acid degradation by Bacillus fastidiosus strains. J. Bacteriol. 125, 689-697. doi: , PMID: doi: 10.1128/jb.125.2.689-697.1976
  • Brulé D., Sarwar G., Savoie L. (1992). Changes in serum and urinary uric acid levels in normal human subjects fed purine-rich foods containing different amounts of adenine and hypoxanthine. J. Am. Coll. Nutr. 11, 353-358. doi: , PMID: doi: 10.1080/07315724.1992.10718238
  • Carlsson J., Nyberg G., Wrethén J. (1978). Hydrogen peroxide and superoxide radical formation in anaerobic broth media exposed to atmospheric oxygen. Appl. Environ. Microbiol. 36, 223-229. doi: , PMID: doi: 10.1128/aem.36.2.223-229.1978
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