抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・強い海風により生じる電力設備の急速汚損に対して,きめ細やかな環境観測を行うため,大気腐食モニタリング(ACM)センサを用いた急速汚損評価の有効性を議論。
・和歌山県串本地区の10ヶ所に設置したZn-Ag型ACMセンサを用いて,降雨による異常出力の補正を含め,ACM出力値と大気湿度の瞬時値から付着海塩量Wsを推定。
・2020年9月の台風10号が本州に接近したときの観測結果において,ACM出力が数100μAまで急上昇し,データ解析プログラムが正常に動作したことを確認。
・Wsの急上昇の挙動は海岸近くでは顕著で,内陸部では緩慢になったことから,ACM出力の瞬時値解析による急速汚損評価の有用性を検証。