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J-GLOBAL ID：202202273193541295   整理番号：22A0949570

ペニシリン産生Penicillium rubens株の表面増強Raman分光法と超微細構造解析【JST・京大機械翻訳】

Surface-enhanced Raman spectroscopy and ultrastructural analysis of penicillin-producing Penicillium rubens strains

著者 (6件)： Campos Carolina (Department of Health Sciences, Universidad Autonoma Metropolitana-Iztapalapa, Mexico City, Mexico) ,  Moreno Ruiz Luis Alberto (Centro de Nanociencias y Micro y Nanotecnologias del Instituto Politecnico Nacional, Mexico City, Mexico) ,  Fragoso-Soriano Rogelio (Department of Physics, CINVESTAV-IPN, Mexico City, Mexico) ,  Sato-Berru Roberto Y. (Instituto de Ciencias Aplicadas y Tecnologia, Universidad Nacional Autonoma de Mexico, Mexico City, Mexico) ,  Hernandez-Perez Elizabeth (Department of Health Sciences, Universidad Autonoma Metropolitana-Iztapalapa, Mexico City, Mexico) ,  Fernandez Francisco J. (Department of Biotechnology, Universidad Autonoma Metropolitana-Iztapalapa, Mexico City, Mexico)
資料名： Journal of Microscopy  (Journal of Microscopy)
巻： 286  号： 1  ページ： 22-30  発行年： 2022年 
JST資料番号： B0454B  ISSN： 0022-2720  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Raman分光法,透過型電子顕微鏡(TEM)および原子間力顕微鏡(AFM)技術は,化学分析を実行し,細胞試料の高分解能画像を取得することができる。この理由で,本研究では,単一Penicillium rubens細胞の半薄切片をRaman増強表面分光法により分析した。スペクトルは細胞成分を構成する高分子に対応するピークを示した。さらに,種々のオルガネラをTEMとAFMにより分析し,細胞ナノ構造を観察した。これらの技術を用いて,半薄切片中の分子を同定することができ,生物医学的応用および細胞動力学の分析のための広い可能性を提供する。細胞の最も詳細な可能な構造の観察を,いくつかの生化学プロセスを同定し,局在化する多数の研究の出発点として用いた。真核細胞の機能は,細胞内オルガネラの位置,形状,構造および機能に依存することを考えると,得られたデータの和は,細胞中で起こる完全な解析を可能にする。本論文は,多分野の観点から,糸状菌(Penicillium rubens)の単一細胞で起こるが,抗生物質(ペニシリン)の生合成を可能にする生理的モーメント(二次代謝)である。この目的のために,種々のタイプの顕微鏡(TEM:透過型電子顕微鏡,AFM:原子間力顕微鏡,セル内の小さな詳細を可視化できる)と分光法(Raman,高分子といくつかの伸縮結合の特定の特性の検出を可能にする)を用いた。その結果,ペニシリンの合成時に,抗生物質産生Penicillium rubens細胞は非産生細胞に比べて有意な変化を示し,細胞壁は生産段階で顕著に厚くなり,ペルオキシソームのようなオルガネラは数及びサイズで増殖し,代謝産物合成の最終経路がそれらで起こることが知られている。ペニシリンがペルオキシソームから放出されるとき,それらは細胞から負荷を放出するために分解しなければならない。これは,活性で包まれたペルオキシソームである液胞によって行われる。新しく合成したペニシリンは,細胞膜へ移動する分泌小胞内に見出され,両膜はリップルを融合させる。一方,単一セルが研究されれば,銀基板を用いて,増加した信号を得るために,Raman-SERS技術を用いて生体分子を検出するシグナルを増加させることが重要である。Copyright 2022 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 銀 ,  生合成 ,  細胞 ,  細胞壁 ,  細胞膜 ,  可視化 ,  ペルオキシソーム ,  真核細胞 ,  オルガネラ ,  *Penicillium ,  *ペニシリン類 ,  透過型電子顕微鏡 ,  ナノ構造
準シソーラス用語： 生細胞 ,  単一細胞 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： AFM ,  Penicillium rubens ,  Raman分光法 ,  SERS ,  TEM

分類 (1件)： 生体の顕微鏡観察法  (EA03050C)

タイトルに関連する用語 (6件)： ペニシリン ,  Penicillium ,  株 ,  表面増強Raman分光法 ,  超微細構造 ,  解析