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J-GLOBAL ID:202202273412809376   整理番号:22A0651553

腫瘍変異負荷に基づくDNA修復および複製関連遺伝子シグネチャーは胃癌における予後および免疫療法応答を明らかにする【JST・京大機械翻訳】

DNA Repair and Replication-Related Gene Signature Based on Tumor Mutation Burden Reveals Prognostic and Immunotherapy Response in Gastric Cancer
著者 (13件):
資料名:
巻: 2022  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7781A  ISSN: 1687-8450  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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胃癌内のゲノム変異体の特徴(変異,欠失,構造変異体など)は,その進化と免疫原性に影響を与える。腫瘍は,DNA修復と複製(DRR)によってこれらの変化に応答するいくつかの対処戦略を開発した。しかし,関連するDRR関連遺伝子と胃癌進行の間の内因性関係は不明であった。本研究は,胃癌トランスクリプトームと突然変異データのTCGA(癌ゲノムアトラス)データベースに基づく腫瘍突然変異負荷を有するDRR関連遺伝子を選択した。7つの遺伝子(LAMA2,CREB3L3,SELP,ABCC9,CYP1B1,CDH2,およびGAMT)の予後モデルを単変量およびLASSO回帰分析により構築し,リスクスコア中央値の高リスクおよび低リスク群に分類した。生存分析は,全生存(OS)が低リスク群より高リスク群で低いことを示した。さらに,高リスク群の胃癌患者は,年齢,性別,組織学的悪性度,およびTNMステージを含む異なるサブグループにおいて,より悪い生存を有する。DRR関連遺伝子のリスクスコアを含むノモグラムは,胃癌患者のOSを正確に予測することができた。興味深いことに,腫瘍突然変異負荷スコアは高リスク群のそれより低リスク群で高く,DRR関連遺伝子のリスクスコアは胃癌における腫瘍突然変異負荷と負に相関した。次に,胃癌患者の予後を評価するために,リスクスコアと腫瘍突然変異負荷をさらに組み合わせた。低リスクコホートは,高腫瘍突然変異負荷サブグループにおける高リスクコホートより良好な予後を有した。高リスク群における突然変異型の数は,低リスク群におけるそれより低かった。胃癌の免疫微小環境において,よりナイーブなB細胞,記憶休止CD4+T細胞,Treg細胞,単球細胞,および静止肥満細胞は,高リスク群で浸潤した。最後に,PD-L1とIAP発現はリスクスコアと負に相関した。低リスク群における胃癌患者は,高リスク群におけるそれらより良好な免疫療法結果を示した。全体として,腫瘍変異負荷に基づくDRR関連遺伝子シグネチャは,胃癌患者における予後および免疫療法応答に対する新規バイオマーカーである。Copyright 2022 Lei Zhang et al. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
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消化器の腫よう  ,  基礎腫よう学一般  ,  細胞生理一般  ,  発癌機序・因子  ,  分子・遺伝情報処理 
引用文献 (51件):
  • R. L. Siegel, K. D. Miller, A. Jemal, "Cancer statistics, 2020," CA: A Cancer Journal for Clinicians, vol. 70, no. 1, pp. 7-30, 2020.
  • H. Sung, J. Ferlay, R. L. Siegel, M. Laversanne, I. Soerjomataram, A. Jemal, F. Bray, "Global cancer statistics 2020: GLOBOCAN estimates of incidence and mortality worldwide for 36 cancers in 185 countries," CA: A Cancer Journal for Clinicians, vol. 71, no. 3, pp. 209-249, 2021.
  • M. Das, "Neoadjuvant chemotherapy: survival benefit in gastric cancer," The Lancet Oncology, vol. 18, no. 6, pp. e307, 2017.
  • S.-E. Al-Batran, N. Homann, C. Pauligk, G. Illerhaus, U. M. Martens, J. Stoehlmacher, H. Schmalenberg, K. B. Luley, N. Prasnikar, M. Egger, S. Probst, H. Messmann, M. Moehler, W. Fischbach, J. T. Hartmann, F. Mayer, H.-G. Höffkes, M. Koenigsmann, D. Arnold, T. W. Kraus, K. Grimm, S. Berkhoff, S. Post, E. Jäger, W. Bechstein, U. Ronellenfitsch, S. Mönig, R. D. Hofheinz, "Effect of neoadjuvant chemotherapy followed by surgical resection on survival in patients with limited metastatic gastric or gastroesophageal junction cancer," JAMA Oncology, vol. 3, no. 9, pp. 1237-1244, 2017.
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