Toxocara canis由来の精製及び組換抗原に基づく新規ELISAは高診断感受性を示す【JST・京大機械翻訳】

Schaefer J.; Menge B.; Stiba K.; Dibbern J.; Borchardt-Loholter V.; Steinhagen K.; Schlumberger W.

文献

J-GLOBAL ID：202202273809063546 整理番号：22A0838092

Toxocara canis由来の精製及び組換抗原に基づく新規ELISAは高診断感受性を示す【JST・京大機械翻訳】

Novel ELISA Based on Purified and Recombinant Antigens from Toxocara Canis Exhibits a High Diagnostic Sensitivity

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資料名：
巻： 116 号： S ページ： S95 発行年： 2022年
JST資料番号： W3271A ISSN： 1201-9712 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：短報発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

トキソカラ症は,イヌのToxocara canisとネコのT.catiによって主に引き起こされる人畜共通感染症である。ヒトにおけるT.canis特異的抗体の有病率はドイツにおいて2~5%である。Toxocara spp.による多くの感染は,無症状の経過を有するが,内臓,眼,または神経毒性症状を伴う重症疾患に発症する。最初の血清学的抗体検出法はT.canis幼虫からの全溶解物に基づいたが,幼生培養からのToxocara excreory/分泌(TES)抗原を用いた。ここでは,T.canisおよび組換えTES抗原から高度に精製した幼虫抗原に基づく新しいELISAの診断性能を評価した。(1)9つの陽性および8つの陰性血清を含む外部品質評価方式(NEQAS,UK)との比較。[2]市販のToxocara canis IgG ELISA(T.canis抗原;IBL国際,ドイツ)による,IBL ELISAにより事前特性化された117の血清を含む,一致研究。[3]特異性を,健康な血液ドナーからの586の血清,妊娠女性からの98,および子供からの197,および交差反応性パネル(強直筋,Schistosoma,Ascaris,Trichinellaおよび他の寄生虫/細菌感染症に感染した患者からの135の血清)を含む対照パネルに関して評価した。抗Toxocara ELISAで得られた結果はNEQAS標的値(感度:88.9%,特異性:100%)と一致した。2つの方法の間の一致は,実質的であった(79%,κ=0.57)。EUROIMMUN ELISAは86とIBL ELISA71陽性試料(陰性予測値=1)を見出した。EUROIMMUN ELISAは23とIBL ELISA 41陰性試料を見出した。13の不一致試料はEUROIMMUN ELISAで陽性であったが,IBL ELISAでは陰性であった。抗Toxocara ELISAは,交差反応性パネル中の試料の25.9%と健常人からの試料の4.5%で反応性であり,92.6%の複合特異性を示した。新規抗Toxocara ELISAは,T.canis感染の高感度血清学的検出のための貴重なスクリーニング試験である。テスト結果を評価する場合,他の寄生虫による過去の感染または二重感染の可能性を考慮する必要がある。陽性ELISA試験結果を,EUROIMMUNから利用可能な対応するウェスタンブロットにより確認した。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

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感染症・寄生虫症一般 , 動物の寄生虫病

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