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J-GLOBAL ID：202202274310855044   整理番号：22A0885632

微分動的顕微鏡法を用いた混濁コロイド懸濁液の動力学の探査【JST・京大機械翻訳】

Probing the dynamics of turbid colloidal suspensions using differential dynamic microscopy

著者 (5件)： Nixon-Luke Reece (School of Science, RMIT University, Melbourne, Victoria 3000, Australia. [e-mail]) ,  Arlt Jochen ,  Poon Wilson C. K. ,  Bryant Gary ,  Martinez Vincent A.
資料名： Soft Matter  (Soft Matter)
巻： 18  号： 9  ページ： 1858-1867  発行年： 2022年 
JST資料番号： W2327A  ISSN： 1744-683X  CODEN： SMOABF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： コロイド懸濁液または他のソフト材料の動力学を,広範囲の混濁にわたって確実に測定することができる。ここでは,明視野光学顕微鏡に基づく混濁コロイド懸濁液中の粒子動力学を特性化するための微分動的顕微鏡(DDM)の能力を系統的に研究した。水中に懸濁したポリスチレンミクロスフェアの中間散乱関数(ISF)を,濃度,濁度,および時間スケールで4桁まで測定した。これらのDDM結果を,動的光散乱(DLS)と2色動的光散乱(TCDLS)の両方から得たデータと比較した。後者は適度に混濁した懸濁液に対する多重散乱の抑制を可能にする。DDMは,TCDLSおよび標準DLSよりも,それぞれ10および1000倍高い粒子濃度において,信頼できる拡散係数を得ることができることを見出した。さらに,懸濁液を画像化するときに関連する4つの長さスケールの役割を調べた:試料厚みL,イメージング深さz,場DoFのイメージング深さ,および光子平均自由行程l。より詳細な実験と分析は,混濁度が増加するので短時間プロセスの出現を明らかにし,それは場のイメージング深さ内の多重散乱事象と関連する。長時間プロセスは,粒子寸法が非相互作用粒子の場合で推定できる粒子動力学に対応する。最後に,多重散乱を説明する混濁試料に対して,簡単な理論的フレームワーク,ms-DDMを提供した。Copyright 2022 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 拡散係数 ,  *懸濁液 ,  相互作用 ,  多重散乱 ,  濃度 ,  光学顕微鏡 ,  平均自由行程 ,  *コロイド ,  *顕微鏡観察 ,  *微分 ,  画像処理 ,  混濁度 ,  動的光散乱
準シソーラス用語： 画像化 ,  明視野 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： コロイド化学一般  (CB11010C)

タイトルに関連する用語 (7件)： 微分 ,  顕微鏡法 ,  混濁 ,  コロイド ,  懸濁液 ,  動力学 ,  探査