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J-GLOBAL ID：202202274500779115   整理番号：22A1081125

サイト選択的共鳴コア励起により誘起されたDNAにおける分子内水素移動【JST・京大機械翻訳】

Intramolecular hydrogen transfer in DNA induced by site-selective resonant core excitation

著者 (12件)： Wang Xin (Zernike Institute for Advanced Materials, University of Groningen, Groningen, The Netherlands. [e-mail] [e-mail]) ,  Rathnachalam Sivasudhan ,  Zamudio-Bayer Vicente ,  Bijlsma Klaas ,  Li Wen ,  Hoekstra Ronnie ,  Kubin Markus ,  Timm Martin ,  von Issendorff Bernd ,  Lau J. Tobias ,  Faraji Shirin ,  Schlathoelter Thomas
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 24  号： 13  ページ： 7815-7825  発行年： 2022年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 気相(FU:フルオロウラシル)中のプロトン化合成トリオリゴヌクレオチドd(FUAG)における軟X線誘起分子内水素移動の実験的証拠を示した。トリヌクレオチドカチオンを極低温イオントラップに保存し,単色シンクロトロン放射に曝露した。光イオン化と光フラグメンテーション生成物イオン収率を光子エネルギーの関数として記録した。核酸塩基関連フラグメントの形成をもたらす,前優性グリコシド結合開裂が観察された。ほとんどの場合,グリコシド結合開裂は単一または二重水素移動を伴う。フラグメント特異的質量分析と吸収部位感受性軟X線分光法の組合せは,X線吸収部位とフラグメンテーション部位を直接関係づけることができる。核酸塩基への単一および二重水素移動間の競合において顕著な共鳴特性を観測した。短距離補正ハイブリッド汎関数を用いた時間依存密度汎関数理論計算と実験データの直接比較は,これらの水素移動過程が普遍的であり,核酸塩基に局在化した特定の励起状態の集団に限定されないことを明らかにした。代わりに,水素移動は,任意の核酸塩基およびDNAバックボーンにおけるX線吸収により起こる。共鳴は水素移動チャンネルのサイト選択的抑制のために起こるようである。さらに,最適化基底状態構造の非共有結合相互作用を調べ,水素移動がもっともらしい分子内水素結合を同定した。Copyright 2022 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *共鳴 ,  最適化 ,  シンクロトロン放射 ,  軟X線 ,  励起状態 ,  プロトン化 ,  *DNA【核酸】 ,  核酸塩基 ,  グリコシド ,  開裂反応 ,  フラグメンテーション ,  *敷地選定 ,  カチオン ,  *水素移動
準シソーラス用語： 非共有結合 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 分子の電子構造  (BH05010Q) ,  分子化合物  (CE02000C)

タイトルに関連する用語 (5件)： 共鳴 ,  コア励起 ,  誘起 ,  DNA ,  水素移動