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J-GLOBAL ID:202202274545720610   整理番号:22A1176739

短期の拍動から拍動までのQT変動は,拍動から拍動へのRR変動により,記録品質により強く影響する【JST・京大機械翻訳】

Short-Term Beat-to-Beat QT Variability Appears Influenced More Strongly by Recording Quality Than by Beat-to-Beat RR Variability
著者 (15件):
資料名:
巻: 13  ページ: 863873  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7093A  ISSN: 1664-042X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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心電図QT間隔持続時間のビートからビートへの変動性の増加は,心血管イベントと合併症のリスク増加と繰り返し関連している。QT変動の測定は,根底にあるRR間隔変動に対して頻繁に正規化される。このような正規化は,各QT間隔を先行するRR間隔に関係づけるいわゆる即時RR効果の概念を支持する。この概念の妥当性を,QT変動測定に対する心電図形態学的安定性の影響の分析と共に,本研究で検討した。分析には,642,708の6,114,562の個々の拍動におけるQTとRR測定が含まれ,523名の健常ボランティア(259名の女性)で記録された10秒のECGサンプルを分離した。10s ECG試料の代表的波形を有する高い形態相関(r>0.99)を有する拍動のみを分析し,良好な品質記録のみが含まれた。これらの高い相関に加えて,代表的波形と個々の拍動の間のECG信号差のSDは,形態学的不安定性とECGノイズを発現した。個々の拍動と10sの平均の被験者内分析において,QT間隔変動性は,根底にあるRR変動よりもECGノイズとかなり強く関連していた。分析したECG拍動の約1/3において,先行するRR間隔の延長または短縮はQT間隔の逆の変化が続いた。線形回帰分析で,各10s ECGサンプル内のRR変動の根底にあることは,女性と男性のQT間隔変動のそれぞれ5.7と11.1%を説明した。一方,10s試料の根底にあるECGノイズ含量は,女性と男性のQT間隔変動のそれぞれ56.5と60.1%を説明した。研究は,その後のQT間隔期間に対する安定かつ均一な即時RR間隔効果の概念が,非常に疑問であると結論づける。QT間隔の安定したビート測定のみが使用されるとしても,QT間隔変動性は,ソースECG記録の形態学的変動性とノイズ汚染によってまだ実質的に影響される。良好な品質記録を用いる場合でも,心電図のノイズ量はQT間隔変動の将来の研究で客観的に検討されるべきである。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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生体計測  ,  循環系の診断 
引用文献 (73件):
  • Abreu R., Nunes S., Leal A., Figueiredo P. (2017). Physiological noise correction using ECG-derived respiratory signals for enhanced mapping of spontaneous neuronal activity with simultaneous EEG-fMRI. Neuroimage 154, 115-127. doi: 10.1016/j.neuroimage.2016.08.008
  • Andršová I., Hnatkova K., Šišáková M., Toman O., Smetana P., Huster K. M., et al. (2020). Heart rate influence on the QT variability risk factors. Diagnostics 10, 1096. doi: 10.3390/diagnostics10121096
  • Batchvarov V., Hnatkova K., Malik M. (2002). Assessment of noise in digital electrocardiograms. Pacing Clin. Electrophysiol. 25, 499-503. doi: 10.1046/j.1460-9592.2002.00499.x
  • Baumert M., Lambert G. W., Dawood T., Lambert E. A., Esler M. D., McGrane M., et al. (2008). QT interval variability and cardiac norepinephrine spillover in patients with depression and panic disorder. Am. J. Physiol. Heart Circ. Physiol. 295, H962-H968. doi: 10.1152/ajpheart.00301.2008
  • Baumert M., Porta A., Vos M. A., Malik M., Couderc J. P., Laguna P., et al. (2016). variability in body surface ECG: measurement, physiological basis, and clinical value: position statement and consensus guidance endorsed by the European heart rhythm association jointly with the ESC working group on cardiac cellular electrophysiology. Europace 18, 925-944. doi: 10.1093/europace/euv405
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