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J-GLOBAL ID:202202275078819443   整理番号:22A1065899

免疫原性細胞死を誘導し,乳癌免疫療法を改善するドキソルビシン封入を有する高分子インドキシモド系プロドラッグナノ粒子【JST・京大機械翻訳】

Polymeric indoximod based prodrug nanoparticles with doxorubicin entrapment for inducing immunogenic cell death and improving the immunotherapy of breast cancer
著者 (4件):
資料名:
巻: 10  号: 12  ページ: 2019-2027  発行年: 2022年 
JST資料番号: W2382A  ISSN: 2050-750X  CODEN: JMCBDV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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宿主免疫に基づく免疫療法は,腫瘍治療に対する強力な治療戦略として浮上している。しかし,腫瘍に対する免疫系の利用は,腫瘍微小環境における不十分な免疫原性と免疫抑制条件のため,しばしば持続性免疫応答をもたらすのに失敗する。ここでは,IDO経路を遮断し,抗腫瘍免疫を生じるインドールアミン2,3-ジオキシゲナーゼ(IDO)阻害剤,インドキシモド(IND)の共デリバリーのためのプロドラッグに基づくナノ粒子(DOX/IND@NP)を開発し,腫瘍免疫原性細胞死(ICD)を誘導するDNA損傷治療薬であるドキソルビシンを作出した。ナノキャリアは腫瘍化学免疫療法のために設計され,相乗的に免疫原性を促進し,免疫抑制性腫瘍微小環境(ITME)を調節する。DOXは腫瘍免疫原性を誘導し,CD8+T細胞の腫瘍微小環境への浸潤を増加させた。それにもかかわらず,調節性T細胞(Tregs),骨髄由来サプレッサー細胞(MDSCs),および腫瘍関連マクロファージ(TAM)のような免疫抑制免疫細胞成分は,抗腫瘍効果を阻害した。INDの導入は腫瘍微小環境内のこれらのプロ腫瘍免疫細胞のレベルを低下させ,さらにCD8+T細胞浸潤とCD8+/Treg細胞比を増強した。さらに,DOX-INDナノ粒子処理後,血管内皮増殖因子(VEGF),MMP9およびCD31(血管マーカー)発現レベルの有意な低下が観察された。これは,参照製剤と比較して,マウス乳癌モデルにおいて明らかな腫瘍退縮をもたらし,DOXとINDの同時デリバリーが乳癌化学免疫療法の強力な潜在的戦略であることを示した。Copyright 2022 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
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抗腫よう薬の基礎研究  ,  固体デバイス製造技術一般  ,  製剤一般 
物質索引 (1件):
物質索引
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