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J-GLOBAL ID：202202275178951039   整理番号：22A1186706

ミトコンドリアを急速に脱分極する青色光を可能にするフッ素化ピロニンの合成【JST・京大機械翻訳】

Synthesis of a fluorinated pyronin that enables blue light to rapidly depolarize mitochondria

著者 (7件)： Gao Zhe (Division of Medicinal Chemistry and Pharmacognosy, The Ohio State University, Columbus, OH 43210, USA. [e-mail]) ,  Sharma Krishna K. ,  Andres Angelo E. ,  Walls Brandon ,  Boumelhem Fadel ,  Woydziak Zachary R. ,  Peterson Blake R.
資料名： RSC Medicinal Chemistry  (RSC Medicinal Chemistry)
巻： 13  号： 4  ページ： 456-462  発行年： 2022年 
JST資料番号： W2333A  ISSN： 2632-8682  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 発蛍光団ピロニンBのフッ素化類似体を,アミン反応性薬物様小分子の新しいクラスとして合成した。水において,2,7-ジフルオロピロニンBは,共有結合付加物を形成するために,第一アミンと可逆的に反応することが分かった。このフッ素化類似体を蛋白質に添加すると,これらの付加物は付加的酸化を受け,蛍光性9-アミノピロニンを生成した。可視光による照射は,この酸化段階を増強し,反応性アミンの生物学的性質を修飾する光化学法を提供した。生きているHeLa細胞において,2,7-ジフルオロピロニンBはミトコンドリアに局在し,スペクトルプロファイリング共焦点顕微鏡により検出されるように,蛍光アミノピロニンに部分的に形質転換される。共焦点顕微鏡の青色レーザによるこれらの細胞のさらなる励起は,数秒以内にミトコンドリアを脱分極できる。この生物活性は2,7-ジフルオロピロニンBでのみ観察され,ピロニンBまたは9-メチル-2,7-ジフルオロピロニンBのような類似体では検出されなかった。青色光によるこの照射は活性酸素種(ROS)の細胞産生を増強し,ミトコンドリアにおけるROSの増加がミトコンドリア膜電位の維持に重要な生体分子を不活性化するアミノピロニンの形成を促進することを示唆する。2,7-ジフルオロピロニンBのユニークな反応性は,ミトコンドリア生物学の光化学的制御のための新しいツールを提供する。Copyright 2022 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 蛍光 ,  酸化 ,  *フッ素化 ,  HeLa細胞 ,  タンパク質 ,  *ミトコンドリア ,  薬物 ,  生物活性 ,  小分子 ,  光化学 ,  共焦点顕微鏡 ,  第一アミン ,  *青色光
準シソーラス用語： 発蛍光団 ,  生体分子 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A)

タイトルに関連する用語 (5件)： ミトコンドリア ,  脱分極 ,  青色光 ,  フッ素 ,  ピロニン