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J-GLOBAL ID:202202275197445416   整理番号:22A0936271

可視・近赤外分光法を用いた中晩柑類‘清見’の果実比重の非破壊計測による寒害果選別の可能性

Selection cold-damaged fruits by Non-destructive measurement of fruits specific gravity of mid-late ripening citrus ‘Kiyomi’ using visible/near-infrared spectroscopy
著者 (4件):
資料名:
号: 14  ページ: 1-8,61  発行年: 2022年03月 
JST資料番号: Z0181B  ISSN: 2436-4991  CODEN: ENSHDD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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中晩柑類はウンシュウミカンに比べて熟期が遅いため,成熟期に寒波と遭遇する蓋然性が高い.出荷果実への被害果(寒害果)混入を防ぐため,品種‘清見’を対象に可視・近赤外分光法を用いる非破壊計測により果実比重を推定した.収穫果実の平均比重は,正常果群は1.05,寒害果群では0.91となり,両果実群間に統計的な有意差がみられた.次に,拡散反射方式の可視・近赤外分光光度計を用いて果実の可視・近赤外スペクトルを取得し,取得データを多変量解析して果実比重を目的変数とする検量線を作成した.検量線評価用果実群(n=47)に対する予測精度は,相関係数(r)が0.872,予測標準誤差(SEP)が0.047,残差平均(Bias)が0.000となった.以上の結果から,可視・近赤外分光法を用いる非破壊計測により‘清見’の果実比重の測定が可能と考えられた.(著者抄録)
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分類 (2件):
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果樹  ,  食品の分析 
引用文献 (36件):
  • 別府英治(1985):農業および園芸,60(6),785-791.
  • 愛媛県農産園芸課(2021):愛媛の果樹,28-29.
  • 文室政彦,堀川勇次,櫻井直樹(2014):ブラッドオレンジとハッサクのす上がり果判別における音響振動法の適用,園学研,13(4),365-370.
  • 長谷川美典(2013):我が国におけるカンキツの品種育成,日食科工,60(10),609-613.
  • Ben-Gera, I. and Norris, K. H. (1968):Direct spectrophotometric determination of fat and moisture in meat products, J Food. Sci., 33(1), 64-67.
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