抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・全盲の視覚障害者は特に,日常生活で聴覚情報を利用。
・筆者らは全盲者との議論により調理時に発生する音の変化を感覚的に捉えていたものを定量化することで,調理の失敗や不安軽減,聴覚情報利用の方法の伝授につながると着想。
・今回は水を注ぐ音に着目し,水を注ぐ音の音響的特徴と量の関係を明らかにするために,水を注ぐ音の音響計測と解析を実施。
・さらに,水やお湯だけでなく粘度や温度が異なる液体の音響計測を実施。
・本報告では,粘度や温度の異なる液体を注ぐ音の音響計測の結果と供に,水を入れたビーカーおよび気柱の共振周波数について検討した結果を報告。