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J-GLOBAL ID:202202275534312189   整理番号:22A0940325

「洋室」という室名の用いられ方と「和室」呼称との関係について 雑誌『住宅』に掲載された平面図の分析 第3報

The Usage of the Room called ”Yo-shitu” relate to called ”Wa-shitu” in the Modern term
著者 (5件):
資料名:
号: 61  ページ: ROMBUNNO.635  発行年: 2022年03月01日 
JST資料番号: L0035B  ISSN: 2435-3817  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・「和室」の対極的観点としての「洋室」という呼称の定着過程を調査。
・住宅専門誌(月刊誌)「住宅」(1916年~1943年)計325号の掲載図面2675件から,タタミ敷き居室(タタミ室)のある戸建住宅1514件を分析。
・「洋室」表記は1924年10月号で初めて登場し(計78件),やや先行して「洋間」(計82件),遅れて「西洋間」(計5件)が登場。
・調査の結果,在来日本住宅への板の間の付加,並列する「和」との対比としての明示,近代化過程での新たな室機能,タタミ室の板の間化など主要4タイプに分類。
・「洋室」は導入当初から比較的明確な室機能に対して用いられ,内装仕上げを示す表現としての補完的利用であったと推察。
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シソーラス用語/準シソーラス用語
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分類 (1件):
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住宅建築,農村建築,城 
引用文献 (7件):
  • 西村幸太・西田航・柴田建・鈴木義弘:和室に着目した近代日本住宅の室名呼称の変容について -雑誌『住宅』に掲載された平面図の分析 第1報- , 日本建築学会九州支部研究報告, 第59号, 日本建築学会, pp.253-256, 2020.3
  • 西村幸太・永田一星・柴田建・鈴木義弘:住宅金融公庫平面図集におけるタタミ室名称の表記について, 日本建築学会大会学術講演梗概集, pp.23-24, 2020.9
  • 西村幸太, 郡司颯, 柴田建, 鈴木義弘:タタミ室の名称の変容に関する研究 -和室呼称の発生・普及・定着についての考察-, 日本建築学会九州支部研究報告, 第60号, pp.125-128, 2021.3
  • 西村幸太, 郡司颯, 柴田建, 鈴木義弘:西洋化過程における和室の配置領域に関する考察 -雑誌『住宅』に掲載された平面図の分析第2報- , 日本建築学会大会学術講演梗概集, pp.159-160, 2021.9
  • 西村幸太, 郡司颯, 柴田建, 鈴木義弘:近代化過程での「和室」という室名呼称の創出と配置領域についての研究, 住宅系研究報告会論文集, 第16号, 日本建築学会, pp.187-194, 2021.12
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