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J-GLOBAL ID:202202275795849394   整理番号:22A1023265

従属栄養細菌汚染物質とクローンを遊離するピコシアノバクテリア培養のためのフィルタめっき法【JST・京大機械翻訳】

Filter Plating Method for Rendering Picocyanobacteria Cultures Free of Heterotrophic Bacterial Contaminants and Clonal
著者 (4件):
資料名:
巻: 13  ページ: 821803  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7080A  ISSN: 1664-302X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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海洋ピコシアノバクテリア,ProchlorococcusおよびSynechococcusの分離株は,しばしば多様な従属栄養性”汚染”細菌を伴い,そうでなければ制御された実験での交絡変数として作用できる。直接ストリーク-白金のような汚染物質を除去するための従来の微生物学的方法は,この特殊な微生物グループでしばしば不成功である。それらは流動板で成長するが,コロニーはしばしば軟寒天を通して移動する従属栄養細菌で汚染されている。さらに,ピコシアノバクテリアのaxenicクローンは液体培地での希釈-除去により回収できるが,回収効率は低く,しばしば多数の96-ウェルプレートを必要とする。ここでは,細菌汚染物質のないSynechococcusとProchlorococcus株の培養のための簡単で効果的なプロトコルを詳述し,同時にクローン分離株を得た。特異的従属栄養-”ヘルパー従属栄養”との共培養は,寒天中の単一細胞からピコシアノバクテリアのコロニーを増殖させるのにしばしば必要であるという事実を築き上げる。ヘルパーとピコシアノバクテリア細胞の間の直接的な物理的接触が「ヘルパー効果」に必要でないことを疑い,ヘルパー細胞を軟寒天流動板に包埋し,表面にフィルターを重ねた,そして,ピコシアノバクテリア培養を希釈し,次にフィルタの頂部にスポットしたプロトコルを開発した。このアプローチで,運動性汚染物質はコロニーに泳ぐことができず,与えられた入力(すなわち,細胞の入力数に等しい期待値を持つコロニーのPoisson分布)からコロニーの予想される数を得ることが可能であり,従ってクローンコロニーを確実にすることができる。このプロトコルを用いて,著者らはSynechococcusの3つの菌株,Prochlorococcusの2つの菌株,および沿岸海水クローンからのSynechococcusの19の新しい菌株,および従属栄養細菌を遊離した。このアプローチの単純さは,制御された生理学的実験に利用可能なアキセニックピコシアノバクテリア株のレパートリーを拡大すべきである。また,天然海水からの直接分離を含む単一源からのピコシアノバクテリアクローンの大規模単離を促進することによって,ピコシアノバクテリアの個体群におけるミクロ多様性の研究を可能にするであろう。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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微生物の生態  ,  汚染原因物質一般 
引用文献 (28件):
  • Aguilo-Ferretjans M. D. M., Bosch R., Puxty R. J., Latva M., Zadjelovic V., Chhun A., et al. (2021). Pili allow dominant marine cyanobacteria to avoid sinking and evade predation. Nat. Commun. 12:1857. doi: , PMID: doi: 10.1038/s41467-021-22152-w
  • Aharonovich D., Sher D. (2016). Transcriptional response of Prochlorococcus to co-culture with a marine Alteromonas: differences between strains and the involvement of putative infochemicals. ISME J. 10, 2892-2906. doi: , PMID: doi: 10.1038/ismej.2016.70
  • Ahlgren N. A., Rocap G. (2006). Culture isolation and culture-independent clone libraries reveal new marine Synechococcus ecotypes with distinctive light and N physiologies. Appl. Environ. Microbiol. 72, 7193-7204. doi: , PMID: doi: 10.1128/AEM.00358-06
  • Berube P. M., Biller S. J., Kent A. G., Berta-Thompson J. W., Roggensack S. E., Roache-Johnson K. H., et al. (2015). Physiology and evolution of nitrate acquisition in Prochlorococcus. ISME J. 9, 1195-1207. doi: , PMID: doi: 10.1038/ismej.2014.211
  • Biller S. J., Coe A., Chisholm S. W. (2016). Torn apart and reunited: impact of a heterotroph on the transcriptome of Prochlorococcus. ISME J. 10, 2831-2843. doi: , PMID: doi: 10.1038/ismej.2016.82
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