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J-GLOBAL ID：202202275916514952   整理番号：22A1084742

相互作用シスおよびトランス調節変化を介したショウジョウバエ感覚系の性特異的進化【JST・京大機械翻訳】

Sex-specific evolution of a Drosophila sensory system via interacting cis- and trans-regulatory changes

著者 (3件)： Luecke David (Department of Evolution and Ecology, University of California, Davis, Davis, California, USA) ,  Rice Gavin (Department of Evolution and Ecology, University of California, Davis, Davis, California, USA) ,  Kopp Artyom (Department of Evolution and Ecology, University of California, Davis, Davis, California, USA)
資料名： Evolution & Development  (Evolution & Development)
巻： 24  号： 1-2  ページ： 37-60  発行年： 2022年 
JST資料番号： W1612A  ISSN： 1520-541X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： シス調節変化を介した遺伝子発現の進化は,表現型進化の主要なドライバーとして確立されている。しかしながら,調節進化に対するエンハンサー構造と遺伝子間相互作用の影響についてはほとんど知られていない。この疑問をDrosophilaにおける化学感覚系進化を調べることにより論じた。Drosophila longataの雄は,同胞種の雌および雄と比較して,大量の化学感覚性剛毛を示した。この増加は先祖的機械感覚器官の性特異的形質転換により駆動される。この表現型と一致して,Pox神経転写因子(Poxn)は,化学感覚性剛毛同一性を指定し,D.longataの雄で拡張した発現を示す。Poxn発現は広く分散したエンハンサー間の非相加的相互作用によって制御される。いくつかのD.longata Poxnエンハンサーは,増加した活性を示すが,この増加の付加的成分は,わずかに,Poxn発現におけるほとんどの変化は,Poxnエンハンサーとトランス調節因子の間の上位性相互作用に起因することを示唆する。実際,D.longata Poxnエンハンサー活性の拡大は,ショウジョウバエの性分化を制御する遺伝子である二重性(dsx)を発現する細胞でのみ観察され,また,シス調節変化によりD.longataのオスでの発現増加を示す。拡張dsx発現はD.longata Poxnエンハンサーの活性増加に寄与するかもしれないが,この相互作用はPoxn発現の完全な拡大を説明するのに十分ではなく,Poxn,dsx,及び付加的未知遺伝子間のシス-トランス相互作用が誘導D.longata表現型を生産するために必要であることを示唆した。全体として,著者らの結果は,特に重要な遺伝子が複雑な調節構造を持つ場合,進化に対するエピスタシス遺伝子相互作用の重要性を示す。Copyright 2022 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *相互作用 ,  遺伝子 ,  *感覚器 ,  毛 ,  細胞 ,  表現型 ,  遺伝的調節 ,  *ショウジョウバエ ,  遺伝子発現 ,  転写因子 ,  性分化
準シソーラス用語： 上位性 ,  調節因子 ,  剛毛 ,  遺伝子相互作用 ,  化学感覚 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： ダブルセックス ,  ショウジョウバエ ,  遺伝子調節 ,  Pox神経

分類 (2件)： 発生と分化  (EJ16020W) ,  遺伝子発現  (EC02040Q)

タイトルに関連する用語 (7件)： 相互作用 ,  トランス ,  調節 ,  ショウジョウバエ ,  感覚系 ,  性 ,  進化