文献

J-GLOBAL ID：202202275998147777   整理番号：22A0971669

低原子価遷移金属酸塩の応用:反応性非カルボニルレニウム(I)アニオンの開発【JST・京大機械翻訳】

Applications of Low-Valent Transition Metalates: Development of a Reactive Noncarbonyl Rhenium(I) Anion

著者 (6件)： Ouellette Erik T. (Department of Chemistry, University of California, California, United States) ,  Ouellette Erik T. (Chemical Sciences Division, Lawrence Berkeley National Laboratory, California, United States) ,  Magdalenski Julian S. (Department of Chemistry, University of California, California, United States) ,  Bergman Robert G. (Department of Chemistry, University of California, California, United States) ,  Arnold John (Department of Chemistry, University of California, California, United States) ,  Arnold John (Chemical Sciences Division, Lawrence Berkeley National Laboratory, California, United States)
資料名： Accounts of Chemical Research  (Accounts of Chemical Research)
巻： 55  号： 5  ページ： 783-793  発行年： 2022年 
JST資料番号： B0966A  ISSN： 0001-4842  CODEN： ACHRE4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 考察:低原子価遷移金属は,有機合成,小分子活性化,過渡的種安定化,およびM-E結合形成における不可欠な応用を見出す,非常に反応性の高い化学試薬のクラスである。このような電子豊富金属中心の固有の反応性は,強い逆結合配位子,特にカルボニルの広範な使用を必要とし,金属酸塩試薬の単離と取扱いを助けるが,時にはそれらの完全な反応性を部分的にマスキングする。しかし,原型的逆結合配位子を欠く遷移金属錯体への最近の合成探査は,種々の新規化学変換を遂行できる高反応性金属酸塩の発見をもたらした。反応性有機金属種への著者らのグループ長年の関心に基づいて,初期から中期への遷移金属化学における一連の合理的な進行は,最終的に,例外的な反応性を示すレニウム-(I)β-ジケチミナートシクロペンタジエニドメタラートの単離をもたらした。このRe-(I)メタラートが小分子活性化が可能なことを見出した。特に,錯体は溶液中で二窒素を可逆的に結合させ,官能化ジアゼニド種の合成にN_2をトラップするのに利用できる。N_2(COとRNC)にイソロブール類似体を採用することによって,活性化の機構を完全にモニターすることができ,メタラートのナトリウム対イオンが,新しいサイドオン相互作用を通して二窒素活性化を促進する際に不可欠な役割を果たすと結論することができた。Re-(I)メタラートも種々のM-E結合の形成に使用され,種々の程度の多重結合を示す一連の珍しいレニウム-テトラレン(Si,Ge,およびSn)錯体を含む。これらの金属テトリレンは14族元素内の化学的性質の偏差を強調する。金属-金属結合形成にも,ヘテロ-テトラ金属レニウム-亜鉛二量体の合成により示されるように,金属酸塩の有用性も適用した。この反応では,Re-(I)メタラートは,過渡的Zn_22+コアフラグメントを安定化するための還元剤およびメタロ配位子として二重の役割を果たす。最後に,金属酸塩はウラン-(III)とユニークな反応性を示し,この場合,ウラン中心を囲むCp部分を介して結合した3つのレニウムフラグメントを有する最初の遷移金属-アクチニド逆サンドイッチ結合を生じた。特に,これらの努力を通して,金属酸塩がCp炭素,Cp-サンドイッチモードを通して,または可逆的に結合した二窒素を通して,レニウム金属中心で直接を含む多重位置での反応性を示すことを実証した。全体として,ここで述べたレニウム-(I)メタラートは,小分子活性化,還元および/または不安定種の安定化,および非在来型M-E/M-M結合またはヘテロ金属錯体の形成の多様な応用における有用性を示す。前進して,著者らは,非カルボニル,電子豊富遷移金属アニオンの連続的発見が,新規または非在来型配位子を特徴として,ユニークな構造モチーフを安定化し,新規で異常な化学変換を実行することができる付加的反応性有機金属種を生成することを示唆した。Copyright 2022 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 相互作用 ,  ウラン ,  *レニウム ,  *反応性 ,  遷移金属錯体 ,  有機金属化合物 ,  還元剤 ,  炭素族元素 ,  *アニオン ,  化学合成 ,  *カルボニル基 ,  小分子 ,  配位子 ,  官能化 ,  対イオン
準シソーラス用語： 有機合成 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 八員環以上の複素環化合物  (CF07120T) ,  酸化,還元  (CF02060T) ,  その他の触媒  (CB06123Z)

タイトルに関連する用語 (10件)： 原子価 ,  遷移金属 ,  酸 ,  塩 ,  応用 ,  反応性 ,  カルボニル ,  レニウム ,  アニオン ,  開発