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J-GLOBAL ID：202202276117284445   整理番号：22A0614876

カーボンニュートラルとセメントのこれから セメントユーザーの取り組み 浮遊選鉱法による改質フライアッシュを使用したジオポリマーコンクリート二次製品の開発

Development of Precast Geopolymer Concrete Products with Modified Fly Ash Slurry by Flotation Method

著者 (6件)： 高巣幸二 (北九州市大 国際環境工) ,  原田耕司 (西松建設 技研) ,  陶山裕樹 (北九州市大 国際環境工) ,  櫻井雄一 (日本アイリッヒ) ,  合田寛基 (九州工大 大学院工学研究院) ,  吉田圭一 (クレハ)
資料名： セメント・コンクリート  (Cement & Concrete)
号： 900  ページ： 82-89  発行年： 2022年02月10日 
JST資料番号： F0277A  ISSN： 0371-0718  CODEN： SKONA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・低品位フライアッシュの改質技術における浮遊選鉱前処理と改質フライアッシュスラリー濃縮技術の開発およびジオポリマーコンクリートの二次製品製造の実証例を紹介。
・脱水にハイドロサイクロンとデカンタ式遠心分離機の使用を,未燃炭素剥離にアイリッヒインテンシブミキサーの使用と添加剤灯油の適正化を検討してラボ一貫プラントを構築。
・500Lミキサでジオポリマーを作製し,大きな問題のないことと,CO₂排出量の約50%削減を明らかにし,さらに実規模ミキサレベルで二次製品の縁石を実用化。
・アジア地域ではフライアッシュの発生が今後しばらく続くことが予想されることから,本技術の完全実用化等により,資源循環を通じた地域循環共生圏の創造を推進。

シソーラス用語： *浮遊選鉱 ,  *フライアッシュ ,  *無機重合体 ,  *コンクリート製品 ,  液体サイクロン ,  遠心分離機 ,  炭素 ,  二酸化炭素排出量 ,  循環 ,  粒度分布 ,  重金属 ,  気泡 ,  圧縮強さ ,  弾性係数 ,  収縮
準シソーラス用語： *カーボンニュートラル ,  フレッシュ性状 ,  中性化試験 ,  *浮遊選鉱法 ,  *改質フライアッシュ ,  *ジオポリマ ,  ハイドロサイクロン ,  未燃炭素 ,  資源循環 ,  浮選フロス ,  圧縮強度 ,  静弾性係数 ,  自己収縮

分類 (3件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H) ,  環境問題  (SA01020V) ,  その他の石材  (YC05070M)

引用文献 (4件)：

• 国立環境研究所地球環境研究センター/日本国温室効果ガスインベントリ報告書2021年,2021.4
• セメント協会/環境にやさしいセメント産業2020,2020.11
• (一財)石炭エネルギーセンター/石炭灰全国実態報告書(平成30年度実績),2020.3
• 高巣幸二,陶山裕樹,小山田英弘/浮遊選鉱法によるフライアッシュ中の未燃炭素除去およびそのフライアッシュスラリーを使用したコンクリートの特性に関する実験的研究,日本建築学会構造系論文集,第79巻,第697号,pp.331~340,2014.3

タイトルに関連する用語 (6件)： カーボンニュートラル ,  セメント ,  ユーザー ,  浮遊選鉱法 ,  改質フライアッシュ ,  開発