文献
J-GLOBAL ID:202202276219762771   整理番号:22A0562588

廃棄ポリカプロラクトンの環境に優しいリサイクルのためのCandida 南極大陸からの遺伝子操作リパーゼBのスクリーニングと効率的な生産【JST・京大機械翻訳】

Screening and efficient production of engineered lipase B from Candida Antarctica for eco-friendly recycling of waste polycaprolactone
著者 (6件):
資料名:
巻: 195  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: E0404B  ISSN: 0141-3910  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
廃プラスチックは深刻な環境汚染を引き起こす。プラスチックリサイクルは,このグローバルな問題と戦うために重要である。酵素プラスチック解重合は,環境に優しい性質のため,プラスチックリサイクルのための有望なアプローチである。広く使用されている生分解性プラスチックであるポリカプロラクトン(PCL)は,土地と海に絶えず投棄されている。本研究では,PCLリサイクルのための高い触媒活性を有するPCL解重合酵素をスクリーニングし,製造した。Candida 南極(CalB)由来のリパーゼBはPCLを解重合できる。著者らのグループによって以前に報告された高い加水分解または合成活性を持つ3つのCalB変異体の中で,著者らは,CalB-658(V221KおよびA281I変異)がPCLエマルション寒天プレートを用いて野生型CalBよりも高いPCL解重合活性を示すことを見出した。組換え分泌発現宿主としてPichia pastorisを用いてこのCalB変異体を作製した。5Lバイオリアクタを用いた組換P.pastorisの流加発酵中に,CalB-658を844.3mg/Lの濃度で細胞外に産生し,リパーゼ活性は13,753.3U/Lであった。CalB-658のPCL解重合活性を野生型CalBのそれと比較した。60mgのPCLフィルムの32時間解重合の間,野生型CalBとCalB-658はPCL膜の54.2%と97.3%をそれぞれ分解した。さらに,CalB-658はPCL粉末の40時間解重合反応中に野生型CalB(13g/L)と比較してPCLの単量体である5.0倍多い6-ヒドロキシヘキサン酸(65g/L)を生成し,CalB-658は野生型CalBと比較してより高いPCL解重合活性を示した。この結果を走査型電子顕微鏡により確認した。したがって,比較的簡単な精製段階を有する大量の酵素を生産することができる高い触媒活性を有するPCL解重合酵素のスクリーニングと細胞外生産システムを成功裏に開発した。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
高分子の分解,劣化  ,  酵素一般 

前のページに戻る