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J-GLOBAL ID：202202276448554894   整理番号：22A0763984

粒状材料の小歪せん断係数の異方性:粒子特性と実験条件の影響

Anisotropy in small-strain shear modulus of granular materials: Effects of particle properties and experimental conditions

著者 (4件)： Liu J. (Department of Civil Engineering, The University of Tokyo, 7-3-1 Hongo, Bunkyo-ku, Tokyo 113-8654, Japan) ,  Otsubo M. (Institute of Industrial Science, The University of Tokyo, 4-6-1 Komaba, Meguro-ku, Tokyo 153-8505, Japan) ,  Kawaguchi Y. (Obayashi Corporation, 2-15-2 Konan, Minato-ku, Tokyo 108-8502, Japan) ,  Kuwano R. (Institute of Industrial Science, The University of Tokyo, 4-6-1 Komaba, Meguro-ku, Tokyo 153-8505, Japan)
資料名： Soils and Foundations (Web)  (Soils and Foundations (Web))
巻： 62  号： 1  ページ： Null  発行年： 2022年 
JST資料番号： U2456A  ISSN： 0038-0806  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 粒状土は小歪では方向性によって相違する剛性を示すが,それは,地盤工学設計に必須で,小歪せん断弾性係数G₀の異方性に影響される。しかし,土の剛性異方性の理解はまだ限られている。この論文では,立方体供試体と平面圧電変換器を用いて一連のせん断(S-)波伝搬試験を行って,G₀異方性に及ぼす粒子特性と実験条件の影響について論じた。4種類の粒状材料:球状ガラスビーズ,豊浦砂,バスマティ米,および野生イネを乾燥条件で高密度に調製し,K₀状態と等方性応力状態の両者で試験した。実験の結果,堆積後の粒子形状と粒子方向がS波速度(V_s)の異方性,従ってG₀に影響することが明らかになった。異なる粒状材料による試験から,より長い粒子形状が,G₀に大きな異方性を誘起することが判った。野生米供試体の試験結果から,粒子の主軸が波動伝搬方向と一致するとき,主要軸がS波の振動方向と平行である場合よりも,V_sはより大きいことが分かった。主方向における6つの成分の中で,粒子方向に沿って伝播も振動もしないS波は,最も遅い。実験条件を考慮すれば,可撓性(メンブランス)と剛体境界が混合するとき,G₀の大きな異方性と,対称的なせん断弾性係数GhvとGvhの間の測定誤差を誘起する傾向があり,一方,試料アスペクト比の影響はそれほど顕著ではなかった。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *粒状材 ,  *剪断係数 ,  *異方性 ,  粒子 ,  条件 ,  実験 ,  変換器 ,  速度 ,  弾性波 ,  *歪
準シソーラス用語： 圧電変換器 ,  実験条件 ,  粒状材料 ,  剪断波 ,  剪断波速度

著者キーワード (7件)： せん断波 ,  せん断係数 ,  粒状材料 ,  異方性 ,  粒子形状 ,  粒子配向 ,  境界条件

分類 (1件)： 土の圧縮,圧密,せん断,地盤沈下  (RA03050P)

タイトルに関連する用語 (5件)： 粒状材料 ,  歪 ,  せん断係数 ,  異方性 ,  実験条件