文献

J-GLOBAL ID：202202276507265763   整理番号：22A0367867

動的コーン貫入試験を用いた盛土の締固め度推定方法

On Estimating the Degree of Compaction of Embankment Using Dynamic Cone Penetration Test

著者 (4件)： 野並賢 (神戸市工高専) ,  澁谷啓 (神戸大) ,  片岡沙都紀 (神戸大) ,  山本祐輔 (復建調査設計)
資料名： 地盤工学会誌(Web)
巻： 70  号： 1  ページ： 40-43 (WEB ONLY)  発行年： 2022年01月01日 
JST資料番号： U2299A  ISSN： 2435-5348  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・容易に実施可能な動的コーン貫入試験と盛土の粒度とを用いて既設盛土の締固め度を推定する手法を提案し,その有用性を提示。
・打撃エネルギーが98kj/m²となる中型の動的コーン貫入試験により締固め度を推定する手法。
・兵庫県南部地震で被災したニュータウン内の盛土を対象とした推定値による安定性を評価。
・道路盛土法面を対象とした締固め度とせん断抵抗角の関係を用いた安定性を評価。
・締固め度推定式に,打撃貫入値N_d,盛土の80%通過粒径D₈₀,細粒分含有率F_cを反映することで,効果的なデータが得られることを確認。

シソーラス用語： *盛土 ,  度 ,  *土締固め ,  *コーン貫入試験 ,  安定性 ,  安全評価 ,  比率
準シソーラス用語： 安定性評価 ,  細粒分含有率 ,  *締固め度 ,  動的コーン貫入試験

分類 (1件)： 土工計画,土工事  (RA07050R)

引用文献 (7件)：

• 野並 賢・澁谷 啓・片岡沙都紀・鳥居宣之・千野克浩: 動的コーン貫入試験と粒度特性を用いた既設盛土の締固め度推定方法の検討,土木学会論文集 C, Vol.77, No.1, pp.32-42, 2021.
• 地盤工学会:地盤工学会基準・同解説 動的コーン貫入試験方法(JGS 1437-2014),2014.
• 沖村 孝・岡野 靖・野並 賢・網野功輔・前坂 巌・門田浩一・片浦正雄:関西一部地域で実施された盛土の Nd値とN値の関係に関する検討,建設工学研究所論文報告集,Vol. 56, pp. 123-144, 2014.
• 日本道路協会:道路橋示方書・同解説,IV 下部構造編, pp. 604-606, 2012.
• 日本道路協会編:道路土工 盛土工指針,p.101,p.125,2010.

タイトルに関連する用語 (4件)： 動的コーン貫入試験 ,  盛土 ,  締固め度 ,  推定