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J-GLOBAL ID：202202276639555076   整理番号：22A0973696

フェノール-(Ammonia)nクラスタにおける超高速プロトン移動反応 ab initio分子動力学研究【JST・京大機械翻訳】

Ultrafast Proton-Transfer Reaction in Phenol-(Ammonia)_n Clusters: An Ab Initio Molecular Dynamics Investigation

著者 (3件)： Singh Reman Kumar (Department of Chemistry, Indian Institute of Technology Bombay, India) ,  Pant Rakesh (Department of Chemistry, Indian Institute of Technology Bombay, India) ,  Patwari G. Naresh (Department of Chemistry, Indian Institute of Technology Bombay, India)
資料名： Journal of Physical Chemistry B  (Journal of Physical Chemistry B)
巻： 126  号： 7  ページ： 1590-1597  発行年： 2022年 
JST資料番号： W0921A  ISSN： 1520-6106  CODEN： JPCBFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： フェノール-(アンモニア)_nクラスタ中のプロトンを周囲のアンモニア分子へ移動させるフェノールの能力は,アンモニア分子の相対的配向に依存し,約285MVcm-1の臨界磁場はプロトン移動過程のO-H結合に沿って必須である。ab initio MDシミュレーションは,クラスタが少なくとも8つのアンモニア分子を持つとき,フェノールからアンモニアクラスタへのプロトン移動過程が自発的であり,プロトン移動事象がほとんど瞬時(約20~120fs)であることを明らかにした。これらのシミュレーションは,プロトン移動過程の律速段階がOH基の周りの溶媒の再組織化であることを明らかにした。溶媒再組織化過程では,溶媒中のゆらぎは,プロトン移動過程を駆動するO-H結合に沿った臨界電場の過剰な場を配置する特定の配置まで起こる。さらに,プロトン移動プロセスは,プロトンのO-H結合伸長と面外運動を含む曲線経路に従い,”ベンドツーブレーク”プロセスとして参照できる。Copyright 2022 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： シミュレーション ,  電場 ,  ゆらぎ ,  *陽子 ,  臨界磁場 ,  アンモニア ,  *プロトン移動 ,  再編成 ,  臨界 ,  ヒドロキシ基 ,  *クラスタ ,  分子配向 ,  *分子動力学 ,  フェノール類
準シソーラス用語： O-H結合 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 溶液論一般  (CB05010Z) ,  分子化合物  (CE02000C)

物質索引 (1件)： フェノール

タイトルに関連する用語 (6件)： フェノール ,  クラスタ ,  プロトン ,  移動反応 ,  分子動力学 ,  研究