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J-GLOBAL ID:202202276707914709   整理番号:22A1179038

より正か,より負か?メタゲノム解析は,ヒト疾患関連腸内マイクロビオームにおけるビロームの役割を明らかにする【JST・京大機械翻訳】

More Positive or More Negative? Metagenomic Analysis Reveals Roles of Virome in Human Disease-Related Gut Microbiome
著者 (24件):
資料名:
巻: 12  ページ: 846063  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7063A  ISSN: 2235-2988  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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ウイルスは,ヒト腸微生物叢の不可欠な成分としてますます見られているが,健康および疾患におけるそれらの役割は,不完全に理解されている。ここでは,まず,過敏性腸症候群(IBS)に関連する37のメタゲノムおよび18の宿主メタボローム試料を配列決定し,分析し,IBSと対照の間のいくつかのシフトしたウイルスが,シフトした細菌および代謝産物と共変動することを見出した。特に,IBSで枯渇する有益な乳酸菌に感染するファージは,それらの宿主と共変した。著者らはまた,他の4つの疾患(2型糖尿病,クローン病,結腸直腸癌,および肝硬変)の公開全ゲノムメタゲノムデータセットを検索し,IBSを含む合計438のサンプル,および疾患における腸ウイルスの均一分析を実施した。疾患特異的共起ネットワークを構築することにより,細菌と活発に相互作用するウイルスを見出し,細菌モジュール間の連結性を増加させ,そしてネットワークのロバスト性に寄与する,細菌との負の関連および炎症媒介細菌と負相関した。機能的濃縮分析は,ファージが輸送体と分泌系,代謝酵素などに関与する捕食または発現遺伝子を介して細菌と相互作用することを示した。さらに,ウイルスデータベースを構築し,系統的機能的分類を促進し,細菌と相互作用するウイルス遺伝子の機能を調べた。本解析は,疾患関連微生物群集における腸ビロームの系統的見解を提供し,腸健康に関するウイルスの陽性役割を示唆した。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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代謝異常・栄養性疾患一般  ,  微生物の生態 
引用文献 (70件):
  • Almand E. A., Moore M. D., Jaykus L.-A. (2017). Virus-Bacteria Interactions: An Emerging Topic in Human Infection. Viruses 9, 58. doi: doi: 10.3390/v9030058
  • Baldassano S. N., Bassett D. S. (2016). Topological Distortion and Reorganized Modular Structure of Gut Microbial Co-Occurrence Networks in Inflammatory Bowel Disease. Sci. Rep. 6, 1-14. doi: doi: 10.1038/srep26087
  • Barabási A.-L., Albert R. (1999). Emergence of Scaling in Random Networks. Science 286, 509-512. doi: doi: 10.1126/science.286.5439.509
  • Barr J. J., Auro R., Furlan M., Whiteson K. L., Erb M. L., Pogliano J., et al. (2013). Bacteriophage Adhering to Mucus Provide a non-Host-Derived Immunity. Proc. Natl. Acad. Sci. U. S. A. 110, 10771-10776. doi: doi: 10.1073/pnas.1305923110
  • Barr J. J., Auro R., Sam-Soon N., Kassegne S., Peters G., Bonilla N., et al. (2015). Subdiffusive Motion of Bacteriophage in Mucosal Surfaces Increases the Frequency of Bacterial Encounters. Proc. Natl. Acad. Sci. U. S. A. 112, 13675-13680. doi: doi: 10.1073/pnas.1508355112
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