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J-GLOBAL ID:202202276973254125   整理番号:22A1023984

可溶性免疫チェックポイントはHIV感染を伴うCOVID-19および重アルコール使用者において調節不全である【JST・京大機械翻訳】

Soluble Immune Checkpoints Are Dysregulated in COVID-19 and Heavy Alcohol Users With HIV Infection
著者 (15件):
資料名:
巻: 13  ページ: 833310  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7074A  ISSN: 1664-3224  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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免疫チェックポイント(ICPs)は,免疫防御,監視,調節および自己耐性に対する阻害または刺激効果を発揮する対受容体リガンド分子から成る。ICPはin vivoおよびin vitroで膜および可溶性型の両方に存在する。腫瘍免疫微小環境(TIME)における悪性細胞及び免疫細胞における阻害性及び刺激性膜結合ICP(mICPs)間の不均衡は良く報告されている。阻害性mICPのブロックは癌治療における大きなブレークスルーとして出現している。しかし,健康と病気における可溶性ICPs(sICPs)の起源,構造,生産調節,および生物学的意義は,ほとんど解明されていない。可溶性ICPsは,mICPsからの選択的mRNAスプライシングと分泌またはプロテアーゼ媒介脱落のどちらかを通して発生できる。sICPは血流中に見出されるので,それらは循環免疫調節系を形成するようである。実際,sICPsは(1)抗菌免疫の調節,(2)免疫応答の正または負に調節するそれらのmICP区画との相互作用,および(3)ICP遮断抗体への結合に対するmICP区画との競合を含む生物学的機能を示し,それによってICP遮断療法の有効性を低下させる。ここでは,癌と感染症におけるsICPsの最新のデータを要約した。特に,COVID-19とHIV感染におけるsICPsに焦点を当て,これらが2つの進行中の世界的流行であり,世界の最も深刻な公衆衛生上の課題を創出した。sICPの「ストーム」はCOVID-19患者の末梢循環で発生し,COVID-19の重症度と関連する。同様に,sICPsはHIV(PLHIV)で生活する人々で高度に調節され,いくつかのsICPは抗レトロウイルス療法(ART)でPLHIVで調節不全のままであり,これらのsICPはART上のPLHIVにおける不完全な免疫再構成のバイオマーカーとして役立つ可能性がある。アルコール乱用の設定におけるHIV感染は,大量のアルコール消費を伴うPLHIVが多くのsICPsの血漿レベルを有意に上昇させるので,sICP調節異常を悪化させることを明らかにした。したがって,刺激性及び抑制性sICPsは健常人の血流に存在し,それらのバランスは癌,COVID-19,HIV感染及びアルコール乱用のような病態生理学的条件下で破壊される。健康と疾患における免疫調節におけるsICPの役割を研究する緊急の必要性がある。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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腫よう免疫  ,  腫ようの薬物療法 
引用文献 (161件):
  • Sanmamed MF, Chen L. A Paradigm Shift in Cancer Immunotherapy: From Enhancement to Normalization. Cell (2018) 175:313-26. doi: doi: 10.1016/j.cell.2018.09.035
  • Chen L, Flies DB. Molecular Mechanisms of T Cell Co-Stimulation and Co-Inhibition. Nat Rev Immunol (2013) 13:227-42. doi: doi: 10.1038/nri3405
  • Sharma P, Allison JP. The Future of Immune Checkpoint Therapy. Science (2015) 348:56-61. doi: doi: 10.1126/science.aaa8172
  • Ishida Y, Agata Y, Shibahara K, Honjo T. Induced Expression of PD-1, A Novel Member of the Immunoglobulin Gene Superfamily, Upon Programmed Cell Death. EMBO J (1992) 11:3887-95. doi: doi: 10.1002/j.1460-2075.1992.tb05481.x
  • Wei SC, Duffy CR, Allison JP. Fundamental Mechanisms of Immune Checkpoint Blockade Therapy. Cancer Discov (2018) 8:1069-86. doi: doi: 10.1158/2159-8290.CD-18-0367
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